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犬山「リトルワールド」に行ってきました

こんにちはRYUです。唐突ですが皆さん「レジャーランド」はお好きですか? アドパブリシティが所在する愛知県内では、2022年11月に開園した「ジブリパーク」、2017年に開業した「レゴランド」などの施設がありますが、「全国的な認知と人気を得ている」と言えるのはジブリパークだけで、その他の施設はあまり知られていないと思います。
そんな中でも「特に不人気?」と言われる犬山の「リトルワールド」に初めて行く機会ができたので、今日はこちらの報告をしてみたいと思います。

きっかけはラジオのイベント

今回行くきっかけになったのは、地元のラジオ局「CBC」のウォークラリーイベント。ウチの奥さんがラジオによく投書するリスナーで、「イベントがあるから行きたい」と頼まれたことから実現しました。1983年に開業したこの施設に私が40年間、なぜ来なかったか?と言うと・・・理由は以下の2つです。

①東京の大学に入学してから30年以上東京にいたので、行く機会がなかった。
②あまり人気がないと聞いていた。

5年ほど前、NTVのテレビ番組「月曜から夜更かし」でリトルワールドが「不人気レジャーランド」として取り上げられ、番組中で「自虐CM」を作った結果、ちょっとした話題になったのですが・・・

自虐CMでは「撮影しやすい」点をPR

この番組によると、当時の平日の入場者は2ケタ!だったとか(注:コロナ前の時期)。「行きたい動機」が出来ないのも仕方ないです。

恐る恐る到着

そんな先入観があったので、「現地に行って人がいなかったらどうするか?」の不安もあったのですが・・・到着してみたら、幸い来場者が多くいました。ひと安心です。

こちらがエントランス。左側の建物は博物館です。

AM10時半の入場ゲートはこんなに人が♪ 年代的にはファミリーよりシニアが多い印象でした。入場料は定価1,800円(大人)と高めなんですが・・・

こちらがエントランス

事前に金券ショップを見たら、リトルワールドに入場できる名鉄の株主優待券が600円(2人で1,200円)!で売られていました。2人で2,400円浮いた!ので、この分は飲食とお土産に回そうかと思います。

画像はイメージです。

入場後は最初にラジオイベントのスケジュールをチェック。既に11時近くなっていたので、そのままトークショー会場を目指すことにします。

ラジオ局のブースで受付を済ませ、スポンサーのブースを回った後・・・

ペットボトルとステッカーを頂きました♪

リスナージングルを収録してもらいました。「ジングル」とはラジオの番組中で、10秒程度のリスナーの音声メッセージが流れるサービスです。

シニア世代の多さを実感した画像

その後、トークショー会場に到着。MCはCBC朝の番組「朝PON」の多田しげおさんです。

ここでも来場者はシニア中心です

若かりし頃、深夜放送のDJとして活躍していた多田さんも既に70代。この他、CBCの女子アナである加藤さん、遠山さん、渡辺さんが参加していました。たぶん社員の皆さんは休日出勤扱いかと・・。ご苦労さまです。

左から渡辺アナ・遠山アナ・加藤アナ・多田しげおさん

会場で渡されたツールはこちら。ウォーキングマップの右上に抽選番号があり、終了後に賞品が当たるそうです。ハガキ大の紙はシャチハタのスタンプで、チェックポイント5箇所を巡ると絵が完成します。こちらは賞品には関係ありません。

1周すると2.5kmだそうです

いよいよ園内を散策

トークショーが終わって、12時近くなったところでいよいよ園内の散策に出発しました。最初に辿り着いたのは「韓国」の民家の復元家屋だったのですが、ご覧の通り「本物感」があります。模擬家屋ではなく、慶尚北道にあった地主の住宅を解体して持ってきた移築家屋だそうです。意外に・・といっては失礼ですが、見ごたえがあります。

韓流ドラマの撮影ができそうです♪

そうこうしていたら12時も過ぎたので、早くも休憩。「韓国」エリアのヤンニョムチキンとビールを頂きました。長時間歩くので、多少は食べておかないと・・・。ちなみに園内の飲食のお値段は普通で、さほど高くないです。

ウォーキングを再開

では広い園内をコンパクトに紹介します。こちらはトルコ・イスタンブールの街をイメージした建物です。

反対側から見た画像がこちら。トルコアイスを販売しており人気でした。

このあたりの地形を活かして建てられています

高台にあるのはネパールの仏教寺院。ヒマラヤ山中のタキシンド村に、1946年に建てられたチベット仏教ニンマ派に属する寺院を模して作ったそうです。

建築から40年経過しているからか?塗料の退色やハゲ具合もちょうどよく、本物っぽいです。

趣を変えて、こちらはブルキナファソ南部のサバンナ地帯に住む農耕民「カッセーナ」の家です。外見は「巨大迷路」みたいですが、4人の夫に対しそれぞれ2名の奥さんの家がある「一夫二妻」の作りになっています。仲良く暮らせるんでしょうかね?

次はヨーロッパゾーン。イタリア半島南部、プーリア州アルベロベッロ郊外の農家を再現した家だそうです。地中海に面しているからか?ギリシャに似た白い壁の家になっています。

舌を噛みそうな「アルベロベッロ」は、イタリア語で「美しい木」

こちらはフランス・アルザス地方の家。1582 年に建てられた実物を移築したそうです。リトルワールドへ持ってくるために解体した 1985 年まで、9代にわたって実際に住民が住んでいたんだとか。自分の家が、忘れたころに外国に移設されたら?なんて考えると面白いです。

フランスから解体して移築した本物です

どんどん行きましょう。こちらはドイツ、バイエルン州の村を再現したエリア。こちらの内部はビアレストランになっています。

ビールがある!のでここが一番賑わってます

ドイツのエリア内には「聖ゲオルグ礼拝堂」もありました。フレスコ画も再現されていて、真面目にリアルに再現しよう!という気持ちが伝わってきます。

こちらはバリ島の貴族の家。門から既に、特徴的なレリーフが施されています。

敷地の真ん中にあるのは家屋ではなく、宗教儀礼用の建物。仏教が生活の中心だったんですね。

ちなみにウチの奥さんは「射的」が大好きで、今回も道中で見つけて参加していました。そろそろラジオのイベントの賞品抽選時間が迫っていたんですが、射的モードになるとお構いなしです。しっかり賞品もゲット(笑)。何が彼女を駆り立てるのか?わかりませんが・・・

どこで遺伝したのか?奥さんの娘も射的好きです。

初志貫徹

そして、抽選会の集合時間まであと5分!というところでまたまた発見がありました。奥さんが「着たい」と思いつつ園内で見つからなかったアオザイの試着が、なぜか台湾のエリアにあったんです。しかも1回500円とお得。このさい抽選はどうでも良いので、初志貫徹で着ることになりました。

台湾エリアでベトナムのコスプレができます♪

50着はあろうかというアオザイやチャイナドレスの中から、1分で決めたのがこちら。幸いサイズもバッチリで良かったです。着たまましばらく園内を歩くこともできるので、女性と一緒に行く際には良い体験になると思います。

本人もご満悦

そんなわけで「不人気」で有名だったリトルワールド、いかがでしたか?正直、私はもっと子供向けの施設だろうと予想してたんですが・・海外から移築された建物も多く、真面目な作りで陳腐な感じは殆んどしませんでした。園内の飲食もさほど高くないし、半日楽しめる良い施設かもです。入園料がちと高めですが、前述の通り金券ショップでお得な株主優待券を購入することもできます。
近県の方は機会があれば?遠方の方はジブリパークの翌日に?ぜひ一度お試しください。  (RYU)

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