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ありがとう、こちらこそ

5月21日(土)
行ってきました「あいみょん」ライブ。
「まある」ツアー@さいたまスーパーアリーナ。

この日は中学生の試合があったので、試合が終わってダッシュで駅に走ってスペシャルダッシュで電車に飛び乗れば開演ギリギリに着けるかな、最悪ジャージでのライブ参戦になるよなぁ、と思って試合に向かったのですが

乗り換え駅に着いてLINEチェックしたら試合相手校の某先生から「湖になっちゃった」と、北区にピンポイントで降ったという大雨でまさに湖と化した校庭の写真を送ってきまして。
電話したら「中止だねー」ということで、試合の中止が決定。

というわけで電車は乗り換えずにそのままホームを替えてトンボ帰り、家で着替えてゆっくりとライブの準備。
ライブの準備って何すんねん、とお思いでしょうが、あいみょんのライブでは、ファンが画用紙に思い思いのメッセージを書いて掲げて、それをあいみょんがいつもMCの時に見つけて結構読み上げてくれるんですよ。そこで普通に会話が始まっちゃう。

そんな等身大でフレンドリーなあいみょんの魅力に、ファンはみんなリピーターになってしまうんですよね。

で。

今回のライブ、送られてきた電子チケットに表記されている席番号を見てみたら、な、な、な、な、なんとアリーナ最前列。

奇跡

えーっ!えーっ!

自分はこれまで様々なアーティストのライブにそれこそ何百回と言っているけれど、アリーナレベル(ホールも含めて)で最前列なんて、こんなの人生で初めて。ギョーカイ人じゃなくてもこんな席でライブ観られるんですね。てっきり、あの辺の席はコネがある人しか手に入らないものだと思ってたのに。こんな一般人でも最前列で観られるなんて。あいみょんありがとう。ファンクラブ「AIM」万歳。あいみょんのライブ、何回も通って本当によかった。

話が長くなりました。
というわけで、最前列ならばこれはもう絶対にメッセージボード書いて持っていかなきゃアカンやろ、絶対に読んでくれるやん!ということで、せっかく時間ができたので100均でスケッチブックを買って、家でゆっくりとメッセージを書きました。

これ、特徴あるから目につくかなと思って


いつもあいみょんが「誰と来たー?」って聞くので、そのとき用(泣)

「いい歳して何やってんねん」と、笑うならば笑うがよい。
でもなでもな、あいみょんのライブって俺よりもずっとおじさんやおばさん、何ならおじいちゃんレベルまでいるんだぞ。
しかも小学生もいるし、中高生も20代男女もいる。本当に、ファン層が信じられないくらいに幅広い。これも、あいみょんの大きな魅力の一つですよね。

この日ライブ会場で会ったコーチ仲間のフダくんとも話したけれど、ここまでファン層が広いのはサザンかミスチルくらい。しかもサザンやミスチルは昔から受け継がれているファンが多いけれど、あいみょんはメジャーデビューしてまだ数年。それでここまで幅広いファン層がいるのは何気に凄いことだよねって。フダくんが言ってました。さすがフダ師匠。

僕の隣で見ていたご夫婦もメッセージボードを掲げていたんだけど、チラっと見たら「63歳!マゴ3人います」て書いてたw
そんなご夫婦が、仲良く観に来るあいみょんのライブ。おそらく日本で一番年齢層が幅広くて平和でHappyでアットホームなライブ空間。
それでいて激アツ。このギャップもたまらない。

そしてその奇跡的な空間を生み出している張本人、主役のあいみょんは、おそろしいほどに多面性を持つ生き物。
アーティストとしての才能はもちろんのこと、シンガーソングライター、表現者、詩人、現代の哲学者としての側面もあり、若者たちのイメージリーダーのような顔も持つ。
カッコよくて可愛くて、エロくて変態的で狂気の一面もあり、それでいて涙脆くて幼くて、明るくていつも笑ってて、MCの時間では会場みんなと会話するような感じで、そこにいる全員を和ませる。

そりゃみんなリピーターになるでしょ。僕も、そのあいみょんの魔力に嵌ったそのひとり。だから、何回でも何回でもライブに通ってしまうのだ。
その甲斐あってか、今回とうとう最前列という神席をGETさせてもらえた。あいみょんありがとう。ファンクラブ「AIM」ありがとう。1ヶ月440円という良心的価格もありがとう!

最前列ということもあって、本当に2m先にあいみょんがいた。
そんな間近で見たあいみょんは思った以上に小さくて、華奢だった。あんな華奢な体からあの声量が生み出せるのだから、やっぱりあいみょんバケモノだわ。
「喉にCD仕込んでる」と言われるその歌唱力も、相変わらずとんでもないレベルのえげつなさ。しかもギター弾きながら歌うんだから。

あいみょん、ありがとう

「世界で一番あいみょん好きなサッカーコーチです」「いっつも独り(泣)」は見つけてもらえなかったけれど
でもでも、でもなんと
最後、花道に歩いてきた時に「あいみょんありがとう」のボードを掲げたらそれを見つけてくれて
「ありがとう、こちらこそ」と返してくれた。

泣泣泣泣泣⋯!

一生の思い出になりました。もはや冥土の土産です。

奇跡的な近さであいみょんを観ながら、最高のライブを堪能しながら、自分は本当に幸せな気分でその時間を過ごさせてもらって

思い返すと自分でも気持ち悪いけれど、ずっと笑ってた気がする。普段そんなに幸せな気分で何時間もいられることってまずないから、ライブってやっぱり最高だ。
しかも今回は久しぶりに人数制限もなく、さいたまスーパーアリーナが満員フルハウス。その一体感もあいまって、本当に素敵な空間と時間でした。

だからやっぱり、こちらこそ「ありがとう」なのだ。


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