独自タイム指数【統計 競馬】

実は独自のタイム指数を使っています。JRAのレコードタイムと距離には非常に強い相関があり、また、複勝に入着する馬とそのタイム指数にも相関があります。そこで、独自のタイム指数を作っています。
ただ、タイム指数は、予想ファクターの1つではありますが、当然、全てを説明する要素ではありません。
ところで、JRAの芝・ダートのレコードタイムは、芝は芝で、ダートはダートで、それぞれの Ｙ＝aX+b の一次直線上に、"ほぼ"(ここ大事！)プロットされます。相関係数は、それぞれ0.98くらいあります。つまり、レコードタイムとの差は、どの距離でも変わらない差と言えそうだということです。
ただし、馬場差やペースなどもあるので、タイム指数を突き詰めて行っても、入着順にはなりません。
競馬は、複雑な複数の要素で組上がっています。例えば、ルメールとデムーロの複勝率は、20％くらい違いますし、馬の体調や血統的な背景もバラバラです。何か1つの物差しで計ろうとしない方が、より良い結果になると思いますが、物差しがないと偶然に頼ることになるとも確信しています。タイム指数は物差しの1つです。