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ミッション・ビジョンに込めた想いを経営で実現していく。アディッシュのミッションドリブン経営について

アディッシュ株式会社の江戸です。
私はアディッシュ設立前から、ミッション・ビジョンを中核とした経営を行っていきたいなと思っていました。
逆に言えば、これらから外れた事業は行わないということです。

今回、私がミッション・ビジョンを大事にしている理由と、この想いを、どのような方法でメンバーに伝えているのかをお伝えしたいと思います。

会社・組織の存在意義「何かを成し遂げるため」

私は会社も含め、あらゆる組織というものは何かしらの目的のために存在している、と思ってます。
ミッションやビジョンというのは、組織の究極的な目的を表現したもの。
なので、アディッシュを設立する時に、目的がない状態で会社を作るというのは、自分にはまったくピンとこないというか、考えられませんでした。

もしかしたら、もっと前、たとえば昭和の時代は違うニュアンスがあったのかもしれません。
会社が存在することが大事、利益を出せば、とりあえずの生活は出来る。
そういう時代だったのかもしれません。

けれど、今の時代は、そうではないのでは、と感じています。
何かしらの目的のために組織、会社は存在している。そういう風に心の底から思うのです。

実際、アディッシュを設立するときも、会社設立の前にミッションを作りあげましたが、
私がミッション・ビジョンを中核にしたいと思うのは、このような理由からです。

「組織の目的を考える」機会をつくるために、ミッション・ビジョンを委員会で策定


会社というのは、一番最初は、誰か一人の想いからできるものだと思います。
一方で、一人だけではできないものでもある。

私たちの場合、ミッション・ビジョンは、どちらもメンバーが結集した委員会でつくる形式を取りました。

委員会という形にしたのは、横断的に色々な人が「集まる機会」をつくることで、その組織の意義や意味を参加メンバー各々が考えて欲しかったからです。一人の思想に偏った内容ではないものができる、という意味合いもあります。

究極的に組織として掲げることになるテーマ、これをきちんとメンバー自身が理解して、互いに表現するプロセスを経ることが大事なのではと思っていました。

また委員会で話し合うことで、当然、元となる想いは私が出したわけですが、この想いがきちんと表現されているものになっているか、周囲に伝わるものになっているかなどもわかります。
より練り上げられた内容が出来ると思うのですよね。

会社の目的を「考える」プロセスを大事にする

正直、私一人で作った方が簡単です。
場合によっては1時間で完成してしまうかもしれません。
委員会にすると、作成するまですごく時間がかかってしまいます。

けれど、委員会にすることで、参加した人たちは会社の目的を考えざるを得ず、「考える」プロセスがあることで、自分たちがアディッシュにいる理由や、根源的な想いを体験できる機会が持てたと思っています。

こういう機会を持てる方が、私は働くということに対して人生の意義がもてるんじゃないかと思っていて。

もちろん、いつもは、目の前にある仕事を日々やっていくのですが、自分たちの組織全体の目的に触れて、考える機会が持てて。
これを働き甲斐と表現するかはわかりませんが、働くことがそのまま価値になるような、何か大きな流れに参加できているように思いませんか?

そんなことを大事にしています。



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