『海賊と呼ばれた男』

百田直樹さんの作品。


出光興産の創業者である出光佐三をモデルにした物語。

主人公の国岡鐡造は、国岡商店を立ち上げ石油販売を行っていく。鐡造はさまざまな困難を乗り越えて、国岡商店を大企業に発展させる。


鐡造がユキと別れてしまったのが残念だった。どちらにも非はなくお互いのことを思いやっての決断だったので、相当辛かったと思う。

旧海軍の燃料タンクから燃料を攫う場面、タンカーをイランに送り無事帰国した場面、製油所を当初の予定よりも早く完成させた場面が特に印象に残っている。

鐡造の「人間尊重」という考えがすごいと思った。上に立つ人間はやはり器が違うと思った。

イギリスからの追跡を防ぐため、さまざまな対策を施した新田船長は本当にすごいと思った。

鐡造に対して会社の資金を援助した日田重太郎さんはすごいと思った。

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