青崎有吾さんの作品。
以下の作品が収録されている。
早朝始発の殺風景
メロンソーダ・ファクトリー
夢の国には観覧車がない
捨て猫と兄妹喧嘩
三月四日、午後二時半の密室
エピローグ
まさか殺風景という名前の高校生が出てくるとは思わなかった。学校や日常の何気ない謎が解明される。殺人や強盗などは起きないので、安心して読める本である。
「夢の国には観覧車がない」がとても印象に残っている。部活の後輩のさりげない優しさが素晴らしいと思った。
「メロンソーダ・ファクトリー」では、少し気まずい仲になりそうで嫌な話だと思ったが、真実が明らかになって良かったと思った。外見ではわからないので、こういったことに気づくのが難しいと感じた。
印象に残っている文