辻村深月さんの作品。
子宝に恵まれなかった夫婦に養子として迎えられた朝斗。ある日、夫婦のもとに朝斗の実の母親が現れる。
最初の子ども同士のトラブルがとてもモヤモヤした。嘘によって自分の子どもが悪者にされるというのは、気分が良くないと思う。その後の保護者同士の関係も難しくなると感じた。
不妊治療はお金だけでなく、かなり精神的な労力がかかることだと感じた。
ひかりが子どもを産んでからの人生が、とても読んでいられなかった。
これからきちんと罪を償って、また朝斗と向き合うことができればと思う。
印象に残っている文