『メロスの翼』
横関大さんの作品。
卓球の親善試合で急遽出場した無名の中国選手の背中には、小さい日の丸が縫い付けてあった。
寺田虎太郎くんはとても可哀想だと思った。日大のアメフト部の事件を思い出しながら読んでいた。
過去と現代を行き来する中で徐々に真相が明らかになっていくという展開がとても面白かった。
羽根くんが再び出てくるとは思っていなかったので、胸が熱くなった。
物語終盤で翼がバトンを渡されたとき、自分がもし翼の立場だったら翼と同じ反応をしているだろうと思った。
印象に残っている文
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?