「暗くなるまで待って」


1967年公開の「暗くなるまで待って」を観た。

オードリー・ヘプバーン主演である。


オードリー・ヘプバーンは盲人のスージー役であった。

物を取るときには物に目を向けず、焦点の定まらない目をしていた。

映像で見ていると「そういうもんだ」と思ってしまうが、実際に演じるにはかなりの難易度であるはずだ。


最も印象に残っているシーンはクライマックスである。

ロートとスージーの一騎打ちである。


画面が真っ暗になるシーンが二度ほどある。

観客は「この先どうなるの?」というように、不安になりながら戦況を見守るだろう。


最後まで手に汗を握る展開であった。


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