似鳥鶏さんの作品。
ある日、主人公の理司は自分と瓜二つの男と出会ってバーで飲む。その後、刑事が家に来て同僚を強姦しようとした罪で任意同行を求められる。理司は自分と瓜二つの男がしたことだと気づき、刑事から逃亡する。
同僚の朴さんは理司のことを色眼鏡で見ることなく助けてくれて、とてもいい人だと思った。
兄に電話をかけたと思ったらまさかの瓜二つの男と知ったとき、正直理司はもう逃げられないと思っていた。しかし、その後の大逆転が嬉しかった。
自分と瓜二つの人がいたら、このような犯罪が起きることもあるという戒めになった。
印象に残っている文