南杏子さんの作品。
過去の作品では医師が主人公のものが多いが、本作は看護師が主人公である。
日勤・準夜勤・深夜勤によって仕事内容が変わることが詳しく書かれていて勉強になった。
身体的にも精神的にも辛い仕事を行い、そのうえ人間関係や上司からのパワハラなど看護師の過酷さが描写されていた。この本を読んで、看護師のなり手が減ってしまうのではないだろうか。少しでも労働環境の改善を行ってほしいと感じた。
印象に残っている文
↑ この言葉で、主人公は患者の家族から非難されてしまう。
↑ 私は清掃員の望月さんがとても素敵な人だと思った。