石持浅海さんの作品。
大学の研究員として働いている寛子は、人間のカロリーを吸収することで栄養を摂っている謎の生命体ギンちゃんと同居している。一方、匠はギンちゃんの妹のムーちゃんと同居している。
寛子や匠の周りで起きる事件を、ギンちゃんやムーちゃんが解決していく。
心中かと思われた2人の死の真相がとても意外だった。
ギンちゃんやムーちゃんが事件を解決して終わりかと思ったら、きちんと寛子や匠との今後の関係についても触れられていて、良かった。
物語の終盤にタイトルの意味がわかって、とても良いタイトルだと感じた。
印象に残っている文