有川ひろさんの作品。
恥ずかしながら、「児童養護施設で過ごしている=かわいそう」というイメージを持っていた。奏子が施設に入ってよかったと語る部分が印象に残っている。本人が今の状態をどのように感じているか、こちらが勝手に物差しで測ってはいけないと感じた。
施設を退所したあとに戻って来れる「サロン・ド・日だまり」のような場所はもっと必要だと思う。 先輩職員の猪俣はとても良い人だと感じた。子どもたちときちんと距離を引いて、叱るべきときにきちんと叱ることができる姿が素晴らしいと感じた。
こどもフェスティバルでの奏子のプレゼンは、ぜひ多くの教育関係者や行政関係者に読んでもらいたいと感じた。
印象に残っている文