原宏一さんの作品。
劇団ゆうまぐれの団長が金を持ち逃げしたことにより、劇団は消滅の危機に陥った。残された劇団員で、演じる予定だった「うたかた姫」をリアルで再現することにした。実際に、歌姫となる人物を見つけ、柏駅前で路上ライブを行うことになった。
姫と亮太が曲を作る場面を読むのがとても楽しかった。亮太の仕事内容に興味を惹かれた。
猪俣の爺さんは原宏一さんの「ヤッさん」のような安心感があった。最後にあのような結末になってしまったのが、残念である。
カジや角谷のような、今まで何も貢献してきていないのにいいとこ取りをする人とは接したくないと感じた。
亮太と姫はこれから幸せに暮らしていってほしいと感じた。
印象に残っている文