『魔眼の匣の殺人』

今村昌弘さんの作品。

『屍人荘の殺人』の続編である。


班目機関の謎を追うために、葉村と剣崎は魔眼の匣に滞在することになる。

2人がそこに行くと、サキミという超能力者が「この2日で4人死ぬ」という予言をした。


剣崎が葉村を守るための策を聞いて、剣崎はとても頭が良いと思った。

事件が解決したと思ったら、まだもう一段階あった。

十色の能力によって、十色が周りから非難されてしまうのは可哀想だと感じた。


印象に残っている文

サバの照り焼きこそ本格推理だ。

美容と関係あるかは知らないが、彼女がよく寝ていることは事実だ。だがどうか女子の皆さんは真似しないでほしい。日本中で学級崩壊が起きてしまう。

「ライフル銃は散弾銃を所持して十年の経験年数が必要なんです」

「“見立て”とは普通、なにかになぞらえて表現するという意味です。ただしミステリの中では単なる表現ではなく、犯人の様々な意図が込められています。先ほど話に出た人形の例は有名なアガーー」「ちょっと待て」急に師々田が割りこんでくる。「作品のネタをばらすつもりか。君はそれでもミステリファンかね」

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