日光東照宮 (異世界もの)
どうする家康ツアーズのハイライトです
日光東照宮 (栃木県)
陽明門(日暮門)
陽明門は高さ11.1m、正面7m、側面4.4mの全ての面に江戸初期の装飾技術を集結。
たくさんの動物や模様が極彩色で装飾されており、長い時間見ていても飽きません。
しかし、凄まじい人混みです。
実は1番の混雑ポイントはチケット売り場でした。なんでネットで購入出来ないんだろ。
五重の塔
入場チケット待ちで、家族の待機場所はこちら。
皆が看板の説明を読む。
慶安3年(1650)に若狭小浜藩主酒井忠勝候が奉納した五重塔が文化12年(1815) に火災により焼失し、文政元年(1818)に子孫の忠進候により再建されたものが現在の五重塔である。高さ35m。心柱は4層から鎖で品り下げられ、下端は礎石から浮いている。木造建築の宿命である収縮により心柱が屋根を突き破ることを防ぐために江戸時代後期に発明された工法であり、他に地震や風による高層建築の振動を調整する機能も有する。
極彩色で美しい。
「収縮により心柱が屋根を突き破る」なんてパワーワードが。木材は収縮がすごいのですね
神厩舎(三猿)
日光東照宮の神馬(しんめ)の厩舎(きゅうしゃ)である神厩舎の長押には、人間の人生を表す合計で16匹の猿が彫られています。
「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿で有名な神厩舎ですが、続きがあって驚きました。
猿の彫刻は実にコミカル。漫画的ですね。
神は細部に宿る
ひとつひとつの彫刻の動物の素晴らしさよ。
勇ましい中にどこか愛嬌があり、ディフォルメもセンスを感じます
それぞれの動物はこちらに詳しく解説されています。なるほど異世界ものでファンタジー満載です
眠り猫
眠り猫は、徳川家康公の墓所がある奥社への参道入り口、東回廊潜り門に掲げられています。牡丹の花の下で眠っているとされる猫の彫刻です
本当に小さいネコですが、耳はあがっていて寝入ってはいない。
そしてみなさん素通りですが、裏には秘密があって、裏側に『竹に雀(すずめ)』の彫刻があるのです。
「眠っている猫」と「竹林に遊ぶ雀」の組み合わせは、「猫が眠っていることで雀のような弱者も安心して暮らせる。家康公によって弱肉強食の戦国時代が終わり、平和な世界が訪れたことを示している」だそうです。
ややこじつけ感もありますが、雀の可愛らしさに癒されます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?