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仏師快慶の大作「阿弥陀三尊像」浄土寺

小野市にある国宝・浄土寺は、鎌倉時代のはじめ、重源上人が建立した寺院です。建久5年(1194年)の創建です。

本尊は薬師如来と阿弥陀三尊。
大仏様建築の浄土堂と、かの仏師快慶の大作「阿弥陀三尊像」は特に著名です。

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浄土堂と堂内の阿弥陀三尊立像はともに、国宝に指定されており、このように建物と仏像が国宝指定されているのは、浄土寺をはじめ平等院や東大寺など。
ひなびた小野市の田んぼの中に超有名な寺院と同じく貴重な建物と仏像があるとは!

訪れた季節は、裏山に咲くあじさいが見ごろなころ。


ちょっとかわった趣向で、寺の裏山にある四国・八十八ケ所めぐりを模した小さな仏像があります。
その林道に植樹された20種類・約3,000株のあじさいが咲き、仏像とあわせてスピリチュアルな雰囲気でした。

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