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セビージャ、改革の夏 21/22

セビージャはこの夏改革に迫られていました。「ロペテギ3年計画」が終了し新たなフェーズを迎える、というよりはそれを余儀なくされているというのが現実でした。この3年、3年目に大きな成功を収めることを目標に移籍市場では大きく動き、主力選手もチームに留めてきました。(先日の株主総会でもカストロ会長がここ数年買ってばかりで、この夏は売却する必要があることを明言しています。)その3年目である昨シーズンが散々な結果に終わり、鉄壁の守備を形成したカルロスが去り、クンデもビッグクラブへと旅立ちました。ロペテギセビージャの軸であった鉄壁の3人のうちのカルロスとクンデが退団し、その穴を埋めることがこの夏のセビージャの大きなテーマであったと言えます。それに加えて35歳フェルナンドの控え兼後釜となるピボーテ、左ウィング、の獲得がこの夏の優先課題でした。

まずモンチがこの夏の優先課題に掲げていたのは
・チームの若返り
・負担年俸の削減
であると報道されていました。

 元々セビージャは安く買い、高く売ることで生き残ってきたクラブであり近年クラブが成長しトップレベルで戦っていることもありその方針は弱まってきてはいるように思いますが、それでもそのスタイルは変わりません。大抵の選手は活躍すればより大きなクラブへ移籍したがるからです。今のチームには若い選手がおらず、大袈裟に言えば“お金”になる選手がいません。基本的には若い選手は活躍してもしなくても相対的に市場価値が高く金になる一方、残りのキャリアの短いベテランは安くなるからです。その為モンチはチームを若返らせ今後数年間戦えて、売却も可能なチーム形成を目指していたようです。
 昨シーズンCLで思うような賞金を手にできなかったこと、コロナの影響、またこの3年大きな放出をしていないことでセビージャも他のリーガのクラブと例外なく補強のための資金難に陥っていました。

○補強ポジション
モンチがこの夏少なくとも獲得に動くとされていたのが以下のポジション
・センターバック×2
・左サイドバック
・ピボーテ、守備的MF
・ウィング
・9番

ではこの夏の獲得放出を振り返りましょう。

◆加入
タンギー・ニャンズ(20)CB
←バイエルン 完全移籍1600万€+ボーナス400万€ 買戻OP5000万€(2023年9月19日〜5500万€)

マルコン(26)CB
←ガラタサライ 完全移籍1400万€

アドナン・ヤヌザイ(27)
←無所属 フリー

イスコ(30)MF
←無所属 フリー

アレックス・テレス(27)LSB
←マンチェスターU 1年レンタル 買取OPなし

カスパー・ドルベア(24)CF
←ニース 1年レンタル 2000万€程度の買取OP


◆退団
ジュール・クンデ(23)CB
→バルサ 完全移籍5000万€+ボーナス1000万€

ジエゴ・カルロス(29)CB
→アストンヴィラ 完全移籍3500万€

ルーカス・オカンポス(28)WG
→アヤックス 1年レンタル400万€ 買取義務?or買取OP1600万€

ルドビグ・アウグスティンソン(28)LSB
→アストンヴィラ 1年レンタル 買取OP450万€

アレハンドロ・ポソ(23)RSB
→アルメリア 買取義務発生 完全移籍300万€

ルーク・デ・ヨング(31)CF
→PSV 完全移籍 300万€

ムニル(26)CF/WG
→ヘタフェ 完全移籍 フリー

フアン・ベロカル(23)CB
→エイバル 完全移籍 フリー 将来売却時の移籍金の50%受け取るOPと昇格時昇格ボーナス付随

オスカル・ロドリゲス(24)MF
→セルタ 1年レンタル 買取OP 1000万€

ロニー・ロペス(26)WG
→トロワAC 1年レンタル 詳細不明

ウサマ・イドリシ(26)WG
→フェイエノールト 1年レンタル 詳細不明

イヴァン・ロメロ(21)CF
→テネリフェ 1年レンタル

フアンル・サンチェス(18)FW/RSB
→ミランデス 1年レンタル

アントニオ・サルサナ(20)WG
→マリティモ 1年レンタル

ルイスミ・クルス(21)MF
→バルサB 1年レンタル 買取OP2〜300万€

ハビ・ディアス(23)GK
→契約満了

次のnoteではモンチの夏を振り返りたいと思います。

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