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ネズミの駆除方法

最近、ネズミが住宅街にはびこり、多くの方が被害を受け、社会問題になっています。
ネズミの中でも今問題となっているのは、クマネズミが多いと言われています。
クマネズミは、家屋や倉庫などに侵入し、食料や家具を食い荒らすだけでなく、病原菌や寄生虫を媒介する害獣です。
クマネズミは、体長が約20cm、尾長が約20cmと小柄で、体毛は褐色から黒褐色です。非常に運動性能が高く、高所や壁を登ったりする能力に優れ、わずかな隙間からも侵入することができます。
特に冬は寒さをしのぐため、夏は暑さをしのぐために、家屋内に侵入してくる頻度が上がります。
駆除には、何種類かの方法がありますのでご紹介します。

1. 侵入経路の遮断
侵入経路の遮断は、クマネズミの駆除の基本です。以下のポイントを参考に、家屋内外を点検し、隙間を塞ぎましょう。

  • ドアや窓の隙間

  • 排水管や換気扇の穴

  • 壁や床の亀裂

  • 屋根の隙間

2. 捕獲
侵入経路を遮断しても、すでに家屋内に侵入しているクマネズミがいる場合は、捕獲する必要があります。
捕獲方法には、以下の種類があります。

  • 粘着シート

  • 捕獲器

  • 箱罠

粘着シートは、安価で簡単に設置できる方法ですが、捕獲したクマネズミを処理する必要があります。
捕獲器は、生きている状態で捕獲できるため、処理がしやすいです。
箱罠は、一度に複数のクマネズミを捕獲できる可能性があります。

屋外で捕獲できた場合、クマネズミを餌として別の動物が持って行ってくれる場合もあります。自分で処理するのはなかなか気持ちが悪いので、出来れば餌になってもらいたいものです。

3. 毒餌
毒餌は、クマネズミに毒物を与えて駆除する方法です。

・毒餌はホームセンターなどで複数種類販売されています。ネズミによって好みが有るので、数種類試すことをお勧めします。1種類では食べなくても、何種類かあれば、食べる可能性が上がります。

毒餌は効果的な方法ですが、誤食による事故を防ぐため、以下の点に注意が必要です。

  • 子供やペットの手の届かない場所に設置する

  • 毒餌の周りに食べ物を置かない

  • 使用後は必ず適切に処理する

4. 忌避剤
忌避剤は、クマネズミが嫌がる臭いで追い出す方法です。効果は一時的である場合が多く、根本的な解決にはなりません。

5. 業者に依頼する
上記の方法で駆除が難しい場合は、専門業者に依頼する方法があります。専門業者なら一時的に駆除することはできますが、ネズミは再度穴をあけ、侵入経路を作って、再侵入する場合もあります。
再発しても無償でアフターフォローしてくれる業者がいるかどうかを最初に探してみてください。何度も費用負担が発生するのは辛いので。

6.クマネズミの天敵
ネズミがネコを天敵としている事は、よく知られています。
ネズミがそのにおいや気配を察知して避けるようです。猫においの代表には、L-フェリニンとよばれる猫の尿に含まれる化合物があり、特に反応し危険を察知するようです。
猫の尿を使うと、ネズミが来なくなります。いくら退治しても、ネズミは増え続けるので、近寄って来ない対策として、この方法をおススメします。


その他

  • クマネズミは、夜行性です。

  • クマネズミは、雑食性です。

  • クマネズミは、繁殖力が強いです。

駆除を行う際には、これらの点に注意し、安全に作業を行ってください。

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