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『イジらないで、長瀞さん』に関する考察 長瀞さんの処女性について


エキストラヴァージンオリーブオイル
処女航海
処女作
ヴァージンロード
処女懐胎

連呼すると少し恥ずかしいです。

※今回の考察は全体的に妄想よりです。
話半分に聞いてください。


脳が破壊される人が多く、ヒロインが処女である事は半ば前提になっている部分が様々な作品であります。



勝手なイメージですがいわゆるなろう系作品で非処女ヒロインっていない気がします。
どうなのでしょう。有識者に意見をいただきたいものです。

ちなみに関西には
『初物は東を向いて笑って食べる』
という言葉があるそうですね。
全く関係ないのですが。

二宮ひかる先生の漫画で観たのが私は最初でしたがどのコミックだったかは忘れました。

大人の恋愛漫画でショートストーリーや短い巻数で完結する上に種類も多くオススメです。


話を戻しますが脳を破壊する被害が確認されている『ヒロイン処女非処女問題』

長瀞さんギャルだから処女性の心配がある。
なんて話では有りません。
都市伝説ではとまことしやかにささやかれる『オタクに優しいギャル』というUMAの存在が巷では信じられているそうですしギャルを非処女を同一視するのは早計です。
そもそも長瀞さんはギャルなのか論に発展しそうなところが有りますが今回は考えずにいきましょう。

ちなみにUMAはUnidentified Mysterious Animalの略で和製英語です。
ウマ娘は……。
私は見た事無いのでUMAです。

話をまた戻して今回の主題。
長瀞さんの処女性は疑う要素は無いですし昔の774先生ならいざ知らず今のナナシ先生が脳破壊必殺技を繰り出してくる可能性は低いと考えています。
そもそもそういう作風ではなかったとも記憶しています。

じゃあ何故長瀞さんの処女性の話が出るのか?

ある意味前提となっている長瀞さんの性交経験の有無について突っ込んで話す事は無いです。

長瀞さんに求められる処女性とは何か?

1巻6話

アニメでもあったエピソードですがファミレスで漫画を描いていたセンパイに偶然長瀞さん&長瀞友人女子?&チャラ男×2が来て隠れているセンパイ
という話です。

長瀞さんに目当てで長瀞さんに絡むチャラ男がセンパイの予想に反してイジられるでなく結構キツい感じで冷たくあしらわれるという内容でそれを見たセンパイが

「……まさか… 長瀞がイジるのって… 俺だけ…?」

と言ってドクンドクンドックンドックン(原文ママ)する結構『うわぁ、パイセンキッショ。 だいぶキマッてんな』となるシーンですが結構重要なシーンでもあります。
『あくまでイジるのは自分(センパイ)だけ』=『自分(センパイ)は長瀞さんにとって特別』
という部分が示唆されるシーンです。

『自分が長瀞さんにイジられる唯一の存在である』

これが長瀞さんの処女性です。
主人公がヒロインに愛されている。 主人公はヒロインにとって唯一無二の存在ある。
ラブコメにおいてストーリーのどこかの段階で達成されないといけない課題とも言えます。

最近は多い相互の意思の共有の有無はおいておいて読者視点から見てかなりの初期段階から主人公とヒロインが相思相愛というタイプのラブコメ作品は増えてますね。


…………最近……?

二人のイチャイチャをチェシャ猫の気分で安心してニヤニヤしながら眺めるっという楽しみ方がスタンダードらしい作品形態です。

安心して見ていられる。 というのがポイントです。
この手のラブコメにおいて安心が削がれると辛くなる読者はいるようです。
ナイーブな読者もいるんだなと思います。

そういった方々は恐らく長瀞さんが他の男をイジっている姿を見ると脳を破壊されてしまうでしょう。

ああ……辛かったね。 ゆっくり治していこうね。

これが長瀞さんの処女性です。



だからどうした。

実は長瀞さんの処女性クライシスが隠れていると考えています。

長瀞さんがチャラ男をあしらっている場面は何度か描写されています。
また8巻58話
「トロちゃんって昔は恋愛って感じじゃなかったけど~」
「最近は結構女子ってるよねー」
という長瀞フレンズの台詞があります。
JKの昔は一か月前とか普通にあるのでこの部分の解釈は難しいですが長瀞フレンズは長瀞さんが男女交際に関して距離を置いているという印象があるようです。
浮いた話が無いという事でしょう。
近づく男に対して冷たい対応をとる事が多かったのでしょう。

ただ長瀞さんの周りの男はそれだけしか存在しないんでしょうか?

友人が関わらない可能性がある長瀞さん周りの男はいます。
学外スポーツ関係者は現状分からないので除外します。
作中言及されている長瀞さん周りの男性は最大二名います。

3巻18話
「今ウチ誰もいませんよ 今日は親帰りが遅くなるんで」

ここから分かるのは少なくとも父親もしくは母親、または両方と同居している。 祖父祖母は同居していない可能性がある。

同話中にこうもセリフがあります
「はい着替え 兄貴のだからちょっと大きいかもしれないっスけど」

少なくとも兄が存在し場合によっては父親が存在するはずです。
弟はノーデータです。


とりあえず今は確定してる兄について言及しますが、兄は長瀞さんにイジられる対象なのではないか?

1巻1話2話でのセンパイに対する対応は初めてなのだろうか?
という疑問があると思います。
1巻1話でのセンパイとの邂逅によって長瀞さんに眠っていたサディズムが開花した。 とかでなければ誰か長瀞さんにイジられた人物Xは存在するはずです。
それが誰なのか?
私は家族説を押します。
またそうであった場合それが長瀞さんの処女性クライシスです。

いや……。 家族やん……。
という意見はもっともだと思います。 がセンパイはどうでしょう?
兄をイジる長瀞さんを見た場合どう思うのでしょうか?

もやもやする?
イジられ同士としてシンパシーを感じる?

どのパターンであったとしても読者にとって気持ち良い展開にはならないはずです。

なので私は長瀞さん兄はイジられる側の人物であった場合作中には登場しないと考えています。

クライシスかどうかは個人の物差しに依存しますが兄とついでに父親が今後登場するのかどんな登場をするのか。 それとも登場しないのか。
注目ポイントだと思います。

結局今回は何が言いたかったのか?

『長瀞さんのイジりルーツは兄にあるのではないか説』の提唱です。

ちなみに私の予想は
兄は過去イジられていたが今はイジられていない。です。


余談

アニメ9話感想
8話に比べて不満が多い回になりました。
はなはだ不満です。

特にピアス回
あの改変はありえないと思いました。怒りすら覚えます。
あれをギャグのようなノリにするとか有りえない。
あのシーンの潜在的エロス要素を全く分かっていない。
あのシーンには説明が難しいエロスが詰まっているんです。
理解できないならできないなりにそのまんまやればいいものを余計な真似をして寒くなる最悪のパターンです。

あと解釈違いの範囲かもしれませんがセンパイが桜と疑似デートするシーンのセンパイの妄想シーン。私の解釈ではセンパイが長瀞さん以外でそういう妄想をするのはモヤる。
ある意味で長瀞さんよりセンパイの方が処女性が求められる気もします。

でも……センパイが絶対そんな妄想しない?
と言われると強くは否定できない感じが無い事もないような気がしないでもない感じが有るので解釈違いのレベルだとは思います。


では最後に難解なエロスのある漫画紹介

子供の性癖を捻じ曲げるマンとして私は認識しているあさりよしとお先生の短編漫画『ただいま寄生中』
ちょい前なら入手が難しい漫画ですが電子書籍になるとそんなものでも普通に読めるいい時代になりました。
当時人気はでず打ち切られたものです。
マニアック……過ぎた……と思います。
ちなみに『まんがサイエンス』とかは大人でも読んでいい作品です。


では書きたい事ばかりで時間が足りないADDPでした。

次回はオススメの新刊について書きたい。


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