アニメ『イジらないで、長瀞さん』8話感想
アニメの感想単独で書くつもりは全くなかったのですが8話がよかったので衝動的に今回の記事を書くことにしました。
衝動的なので誤字チェックもしてません。
8話は少々話にお組み立て方が違います。
今までは漫画での複数のエピソードを混ぜて前半パートと後半パートを作るという構成でした。
例えば2話3話を合体させて前半パートを作り6話8話を合体させて後半パートを作るみたいな感じの構成が多かったですがが八話は違いました。
漫画での一話一話を単独のエピソードとして短編集のような構成でした。
8話の場合具体的に言うと
前半パート
15話
5巻出張版
35話
後半パート
28話
29話
1巻オマケ2
前半の5話出張版と35話は合体していたのでここの構成は今までと変わりませんがここは漫画上でも繋がっている話なので原作を踏襲という意味では自然な流れです。
大雑把に言うと8話は5パートに分かれている構成でした。
そういう構成がいいというわけではありません
悪い言い方をすると複数のエピソードで時間稼ぎという言い方もできますがそれは穿ったものの見方でしょう。
私はそういう印象は受けませんでした。
何というか私の印象や感想という範囲は越えませんが
『描きたい事が明確でしっかり描かれている』
と感じます。
むしろ内容を削っている部分もあって流れを意識しているような印象を受けますし話の重要な部分は削らずに膨らませているシーンもあるので重要なシーンをしっかり描くための配分だと思います。
完璧だったと言うのは軽々しい気はしますがとても良かったと思える回でした。
原作は正史! 一切の変更は悪! 正典を汚すな! 燃やせ!
みたいな極端な原作原理主義者でもなければいい改修だと思います。
私は支持します。
個人的な意見ではありますが『鬼滅の刃』のような作品の場合は話を弄るは無いと思いますが『イジらないで、長瀞さん』のような短いエピソードが連続しそれが繋がっていくようなものなら違和感無くこういった構成ができると思います。
原作には無かった表現の追加も原作であってもおかしくないと思える追加で原作しっかり読んでアニメーターとして解釈して動画に仕上げているといった感じでとても好印象に思っています。
8話でよかったのは何より絵が動いていたことにあると思います。
前の6話7話は作画自体は良かったと思いますが絵が動いていなかったという印象が私はあります。
8話は絵が動いていると観ていて強く感じました。
極端に違いはないのかもしれませんが重要なシーンはしっかりと動かしているのでよりそう思うのかもしれません。
なので8話が良かったと私が感じたのは
『アニメとして良かった』
と感じたからだと思います。
なので次はその良かったところを話していきましょう。
1:29あたり
四つん這いのセンパイに長瀞さんが馬乗りになるシーン
パンツが見えないギリギリのラインからのアングルの短い止め絵からサドルに座るときのような手つきでスカートを抑えながら座るシーン
短いシーンなのですがとても丁寧に描かれていて好印象です。
この人はケツが好きなんだなとか
女子の椅子になるようなシチュエーションが好きなんだ
とか思いました。
とりあえずここがエッチポイントだと思ったんじゃないでしょうか。
あと地味にですが漫画だと長瀞離脱後センパイ潰れるでしたがアニメは長瀞さん座ったまま潰れるに変更されてます。
次は11:10あたり
扉で聞き耳を立てる長瀞さんの百面相シーン
定番の声だけ聴くと勘違いしちゃう系のシーンでアニメで追加した台詞と声優の掛け合いとお楽しみくださいというシーン
たぶんこのシーンを描くために結構説明端折ってるところありますがこのシーンに力を入れたいという意気込みを感じ「細かい事はいいんじゃないかな!」と思ったシーンでシーンでした。
次17:43あたり
長瀞さんを背負いなおすシーン
終始機嫌がいい長瀞さんが可愛いシーンですがその後の慌てて駆けだすシーン。走り方が良かったと思います。
きれいな走り出し方ではなく崩れたフォームから安定していく感じが良かったです。
ただしわりとスポーツマンな長瀞さんのフォームは実際のところどうなんだ? もっときれいなフォームで走るんじゃないの? みたいな若干の解釈違いは感じます。 ナップサック背負って疾走した経験が無いので分かりません。
次18:25あたりからのみんな大好きお風呂回
「お風呂タイムでしたー」の時に足を上げるシーン
ここの足の作画が良い。 足の指や足裏の描き方とか角度の付け方とか素晴らしい。 動きが良かったとかではないんだけど良い足だな! すごくいいと思うよ語彙力みたいなシーンだった。
そのああとは慌ててるセンパイの反応がうれしいのか機嫌のよい長瀞さんの表情が良く動いて可愛くて良い。
表情だけでなく体の動き自体が可愛いのもあるが何といってもよく動く表情がとにかく可愛い。
総じて長瀞さんがアニメになる事でどういった良さを描けるかという点が良かった回だと思います。
漫画ではないアニメーションとしての『イジらないで、長瀞さん』としての良さが出ていたことが良かったと思った総評だと思います。
正直言うと6話7話でガッカリした反動というのがありますがこの調子でアニメーションとしての良さを追い求めて欲しいです。
来週も楽しみです。
では、センパイの漫画のヒロインは部長を意識している要素はあるのかセンパイにとっての部長とは何なのか? そこのところが気になるADDPでした。
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