投資行動学習について
相場で利益を得ようと考える時、どのように学習すればいいだろうか。
まず、証券口座に資金を振り込み、いきなり相場に挑んではならない。
相場を行う前に、学習が必要だからだ。
この学習を疎かにすると、相場で資金を設ける前に、撤退することになる。
では、どのように相場学習を行えばよいか。
私は以下のように考えている。
1.基本的な経済的知識の習得
2.自身の行動の洗い出し、自身の相場行動を認識する。
1の基本的な経済的知識の習得は比較的容易だ。
このあたりは、日経新聞、ロイター、ブルームバーグで配信される日々の相場状況を読んでいけば、自ずと知識がつくだろう。不明な用語はネットで調べれば、把握できる。
記事内容を目にするときは、「何故価格が動いたか。」を意識して、記事を見ていけば、概要がつかみやすい。
価格が動く要因として、思いつく限り上げるなら、以下のようになる。
「ある時間に何かか起きた。だから動いた。」「価格が大きく下がったが、NY時間には、見直し買いが入る。」「NY時間に大きく下がった。翌日の日本市場では、その状況を懸念し、さらに下がる。」そんなところだと思う。
学習が容易でないのは、2になる。
これは、数年かかる上、最も重要な相場学習になる。
いわば、自分を認識していく作業になるからだ。
「この時、こういう状況で、どういうことをやっているか。」といった投資行動の認識になる。
人は、自身を認識しているようで、全く認識できていないと私は考えている。私の投資行動も、「何故この時に、この行動をしてしまうのか。」と頭を傾げてしまう状況がある。金額が小さいうちならば、小さな失敗で済むが、金額が大きくなると、取り返しがつかない状況もあり得る。
よって、自身を認識するという作業は、非常に重要だと考える。
そもそも、投資利益を得ることに、決まった考え、行動は存在しないと考えている。あるとすれば、それは自身の中にある。
というか自身の中にしかない。
だが、その自身の中にある利益が得られる投資行動の習得というのが、非常に厄介だ。私自身も数年は覚悟している。
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