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川場温泉と夏空のたんばらラベンダーパーク

今年も気がつけばお盆休み
ここ最近は旅行にも出かけていなかったので久しぶりに温泉へ行くことに決定。

若い頃の妻との旅行と言えば、朝から出発して目一杯観光!
宿の夕食時間ギリギリにチェックインしてドタバタ・・・という流れがほとんど。
今回はもうそんな歳でもないので、早めのチェックインから宿でゆっくりを目指します。

道の駅 川場田園プラザ

大型連休の初日は家でゆっくりする人が多いと見込んで出発はお盆休み初日。
果たして道はそれほどの渋滞もなく快適なドライブとなりました。
休みの直前に思い立ったこともあり、ほとんどの宿は埋まっていましたがなんとか予約がとれたのが群馬県の山間にある「川場温泉」

多少の寄り道をしつつ、宿近くの道の駅で時間を調整することにしました。

道の駅 川場田園プラザ

立ち寄ったのは道の駅 川場田園プラザ
観光ガイドでもよく目にする道の駅で、着いてみると道の駅とは思えない規模にびっくり。
駐車場はかなりの台数が確保されていますが、ほとんど満車のよう。
車を降りて歩いてみても、人・人・人!
私が知っている道の駅の状況ではありません。
今回は一泊する予定なので、お土産は翌日買う。この人の量なので先にめぼしいものを見つけておきました。
案の定、翌日寄った時はさらに人出が増えていて思い通りに回るのは困難なレベル。
もちろん駐車場も大変なことになっていました・・・

川場温泉 錦綉山荘(きんしゅうさんそう)

客室

今回お世話になったのは、川場村にある錦綉山荘。
部屋数が10部屋しかないプライベート感溢れるお宿。
この時はリニューアル工事をしているのか、なんと宿泊客は私達を含めて2組だけ。
非常に静かな時間を過ごすことが出来ました。

チェックインが可能になる15時きっかりに受付。
夕食の18時まではゆっくりと部屋でくつろぎます。

ウェルカムドリンク?
半露天風呂

食事の前に温泉もいただきます。
半露天となっていますが、外にはアブなどの虫がなかなか元気に飛び回っているので窓は開きませんでした。
お湯はphが9.4もあり、トロトロのアルカリ泉。
湯上がりはかなりお肌がしっとりツルツルです。ここまでのアルカリ性の温泉は初めてだったので、これは感動しました。

夕食

夕食も美味しく、調子にのってお酒もいただいてしまいました。

日本酒 水芭蕉

これだけゆっくりできれば翌日の目覚めも快適そのもの。
これまた美味しい朝食をいただいて、早めにチェックアウトを済ませます。

たんばらラベンダーパーク

入り口付近

朝一番で今回の旅行の目的地、「たんばらラベンダーパーク」に到着。
まだ空いていますが、帰る頃には入り口に行列が出来ていたので遅い時間に行く場合は前売り券を買っておくのがおすすめです。

冬はスキー場の斜面を夏にラベンダーパークとして活用している二毛作。
当然ですが、標高が高いので都会の暑さが嘘のように涼しく爽やか。高原の風が吹きます。
東京では35度を超えていても、こちらの朝は20度を下回ります。
流石に標高が高いためか、日差しは強く日に当たると暑さは感じますが、それでもお盆休みの時期としてはとても快適。

スキー場というだけあって、お花畑は斜面に沿って広がっています。
ラベンダーはもっと上にあるので登る必要があるのです・・・

リフトで快適に

リフトからの風景

当然上り坂を登れば、いくら涼しいと言っても暑いものは暑い。
そう、ここはスキー場。リフトで登ることが出来ます。
1人500円で片道切符
もちろん下りも使えますが、今回は上りだけ利用しました。
直射日光が当たって少し暑いですが、リフトに日傘を乗せてくれているので使えば快適です。

上りきると広がるラベンダー畑

リフトを降りると目の前に・・・

リフトを降りるとお目当てのラベンダー畑にたどり着くことが出来ます。
まだ全てが満開とはいきませんでしたが、上の方はわりと見頃を迎えていました。
ここまで来ると、鼻にラベンダーの香りが届きます。

登る前

さて、ラベンダーを見るために斜面を登ります。
入り口付近に標高の看板があり、そこに表示されているのは1300m

看板

フォトスポットになりそうなポップな看板を横目に斜面を登っていきます。
ここから先はなかなかの勾配で、皆さん大変そうに登っています。
それにしても、耳に入る音が風に揺れる草木の音だけでとても静か。久しぶりに機械の音が耳に入らないところに来て、とても癒されますね。

ラベンダー

花に近づくとラベンダーの香りに包まれます。
目の前を埋め尽くす鮮やかな紫色と、日頃のおこないが良かったのか素晴らしい青空とのコントラストが目を楽しませてくれます。

ちなみに、斜面を登った先に標高の看板を見つけました。

1350m!

短距離で獲得標高は50m
なかなかの斜度ということがわかります。


ラベンダーソフトクリーム

斜面を登って火照った体をラベンダーソフトクリームで冷やします。
口に含むとラベンダーの香りがする不思議な味でした。

犬嫌いな人は注意!

さて、高原の風を浴びてとても快適なたんばらラベンダーパークですが、気をつけることもあります。
それはペット連れの多さです。
ペットからも入場料を取る料金体系になっており、ペットフレンドリーなパークです。
自然と犬を連れて園内を歩く人が多いわけですが、個人的に感じたのは「犬が苦手な人は辛いだろうなぁ」ということ。

そこかしこにラベンダーとペットを一緒に写真に納めようと必死になる人が見られます。
まだ時間が早く人が少ない時間でしたのでそれほどですが、人が増えてくるとお互いのマナーが問われるでしょう。

お昼頃には車の列

お昼前にラベンダーパークを出ましたが、この頃には広い駐車場を埋め尽くす車の量。
入り口付近は案内を待つ車で列が出来ていました。
ラベンダーパークへ向かう道は山道で狭い箇所もあるので、運転に自信がない方も注意ですね。

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