ジャイガ

ジャイガ OSAKA MAISHIMA ROCK FES 2018 エレファントカシマシ

ヴォーカルマイクスタンドど真ん前、列も真ん中くらいで鑑賞。
マイクスタンドが真ん中にあるからと言ってずっと真ん中で歌っているはずもなく(いつもだけど)。ステージの端から端へ駆け抜ける、ドラムの後ろでばんざいする、男椅子に乗る、隣のステージの際まで行く、来てくれたすべてのファンに見えるようにというファンサービスがひしひしと伝わってくる。そして、直近に見たフジロック(YouTube視聴)の鬼気迫る形相とは打って変わって、笑顔が多かった。破顔!歌&演奏だけでも痺れるまくっているのに、胸にズキュンときてもう恋としかいいようがない感情になる。もうこんなの恋しちゃうしかないじゃないか、と思った自分にもびっくりしたけどもうその表現しか思い浮かばないくらい笑顔がまぶしかった。ああ…なんかほんとARABAKI(フジテレビNEXT視聴)の時みたいに笑顔がそこかしこに…振りまかれて…投げキッスも多くて…(( 次歌い始めだよ?!)) って素人の心配をよそに、投げキッスをちゅっちゅちゅっちゅ直前までやっても歌い出しはずさない(1箇所危なかったところも…(^^;)。
初フェス参加。肉眼で初めて見たのは今年のZepp Namba(2018.7.1)だけど、その時は2階席で表情は見られなかった。今回は、本当に近くで見られてもう感無量…。いつもスペシャやエムオンで画面越しに見ていたけれども、画面に映らない部分も360度全部見える!もうほんと感無量…。やっぱり宮本浩次に華があり過ぎるので、番組映像でのカメラ編集はヴォーカルばかり追いがちだけど、演奏シーンもばっちり目におさめることができた。前の人の体格がよかったため、ドラムとベースはあまり見えなかったんだけど…(くぅ~~!トミーー!成ちゃんーー!!SUNNYさーん!!!泣)。

この猛暑の中、スーツで登場。宮本氏は高緑氏はジャケット着用(本当にすごい…)。トミはフジロックの時と同じ?ワインレッドのシャツ。石くんはオレンジのタンクトップ(笑)。夏フェスはこれで行くって決めたのかしら。石くんの引き締まった体型にとても52歳とは思えず(腕の筋肉!引き締まったふくらはぎ!腹筋!ぷりぷりのお尻!)、我が体型のがっかり具合が情けない…。

16:45~17:25くらいの約40分くらい?だっただろうか。
1. Easy Go
2. 奴隷天国
3. RAINBOW
4. 悲しみの果て
5. 旅立ちの朝
6. 俺たちの明日
7. ガストロンジャー
8. 今宵の月のように

【備忘録】

1. Easy Go
結構安定していた。この曲は演奏を重ねるごとに進化していって本当に楽しい。歌声・演奏だけにとどまらず、手振りにも余裕があり『寝ちまえばいい』の時のお眠ポーズにズキュン。
そして石くんとの攻防がめちゃくちゃ激しかった。何かふっとんだみたいで静かに拾って定位置に戻っていく石くん(検索したらビーチサンダルだったみたい。マイクスタンドも倒した模様(笑))

2. 奴隷天国
太陽の下!おぼろげなるまま!右往左往していたら「死ね!」って言われた!感無量!!!!
そしてあの目つき。顔つき。突き刺さる感情。底冷えするゾクゾク感。
いつも思うけど出だしと締め、本当にピタッ!とあってすごい。

3. RAINBOW
この曲も唐突に始まるけれども演者達がヴォーカルの一挙手一動を見ているから絶対に出とちらない。ほんとにすごい。今回も色気たっぷり。完全に胸はだけて乳首スイッチ。あれはここ最近やり始めたことなのだろうか。

4. 悲しみの果て
3曲続いての「悲しみの果て」。
『とても素敵な曲だからみんな聞いてください…素敵な曲って自分で言っちゃうとあれだけど(照れ笑)、でも、いい曲なんで聞いてください。みんなに捧げます』
本当にいい曲だ。

5. 旅立ちの朝
この曲が今回頭から離れない。はかなげで幻想的なCD収録ver.ももちろんいいのだけれども、ライブで聴くと力強く変身していてびっくりした。同じ曲なのに生で歌われるとこうも違うのか。曲に入る前のMCで、「やってやるぞ!男たるもの勝つぞ!男は勝利を目指さなければならない、未来に向かって行こう!そういう歌です」(うろ覚え)ってあって、まさしくその言葉通りの力強さだった。
『美しい夕焼けを 希望に満ちたあの夏を』
のところで、ちょうど空模様が夕焼けになっていった。最高だった。
『3番ー!』(ほんとは2番)

6. 俺たちの明日
この曲歌ってくれないかなあ、とぼんやり思いながら電車で聴いていたのでびっくりした。ひゃー!《*≧∀≦》// ってなった。

MC:俺たちいい歳だから俺たちのファンもいい年してんだよ、明日も仕事
だろ?明後日も仕事だろ?だけど……さあがんばろうぜ(ツイッターで拾った)

じーんとなる。ここでだったか、メンバー紹介で「年齢を気にしている証拠ですね」とかなんとか言ってた。

『どうだい?近頃仕事は忙しいのかい?
どうだい?かみさんは元気か?子供は大きくなったかい?
実は昨日オマエとつるんで歩く夢を見たんだ
昔みたいにオマエと歩く夢を』

この語り掛ける歌詞の時、前列のお客さん一人一人を指さしたり客席を指さしたりと、いつも以上に語り掛けていたような…。とても印象的だった。
演奏ももちろんよかったけど、ジャケットを肩にひっさげるところ、ほんとかっこいいなあ、と思ったらなぜか頭にかぶりだしてわたわたして歌い出しを出とちりそうになってた(笑)。あれかな、エレカシ公式グッズフード付きタオルを結構羽織っている人がいたからマネしようとしたのかな(分からない)。

7. ガストロンジャー
『俺たちの明日』からの『ガストロンジャー』。あの笑顔からのこの曲。テンションの振れ幅がすごい。
色んな新規セリフをゲット。
「あいつらの化けの皮と、俺の化けの皮をはがしに行こうぜ、赤裸(あかはだか)によ」
「ジャイガベイベージャイガベイベージャイガベイベー」
「大阪ベイベー大阪ベイベー大阪ベイベー大阪ベイベー」
(( あ、セリフと演奏がズレ始めた)) と思ったら、うまく拍を取り直して合わせるという神技ドラムに痺れた…

8. 今宵の月のように
また生で聴けた…。うれしい。
全身が”耳”になった(意味が分からん)
最後、一回終わった後、アコギ1本で反復。ああ、もう…

最後の全員挨拶。
「遅い遅い遅い遅い!歳をとると動きが緩慢で」
とダメ出し(笑)。いつも通り「わーい!」って手を挙げて「ブー」って言って終了。
夢のようだった…

他、MC
「じゃ、じゃいが」(フェス名を噛む)
「(照れながら)私が言うことじゃないですが(この前体調崩したから?)、気分の悪くなった人がいたら早めに言ってください」
「かっこいいぜー!可愛いぜー!ノリがいいぜーー!!!」
「張り切って行けー!石森ーーー!!!!!」(右端にドーン)

協賛している放送局はABCのみ?…ってことは、映像化はないのだろうか…。

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エレファントカシマシが戦い続ける理由。
(Writer:鈴木淳史、Photo:日吉“jp”純平)
http://giga-osaka.com/18/report/664/

エレファントカシマシ公式ツイッター
https://twitter.com/elekashi30th/status/1026089198002962432
https://twitter.com/elekashi30th/status/1025737265308303361

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