足立区#1 事務事業評価を検証「環境計画推進事業」
こんにちは、足立区減税会 よっしーです。
今回は事務事業評価「環境計画推進事業」の検証を行っていきます!
どのように私たちの税金が使用されているのでしょうか?
・事業のザックリな概要
「地球にやさしいひとのまち」の実現に繋げていくために、環境審議会、環境基金助成をする、環境ゼミナールを行う。
との事。
※事業評価調書の詳細は下記のリンクの2ページ目もしくは219ページ、または画像をご覧ください。
https://www.city.adachi.tokyo.jp/documents/33844/r4jimu06.pdf
それでは、検証していきます。
検証1、何を目標にしているかさっぱり
目的に第三次環境基本計画の目標達成に向け、 様々な取組みを計画的 総合的に展開し、「地球にやさしいひとのまち」の実現につなげていく。
とありますが意味がさっぱりです。
「第三次環境基本計画の目標」ってなんですか?「地球にやさしいひとのまち」ってどんな街ですか?
書かれてないので分かりません。
事務事業評価調書で書くスペースがないなら、リンクなりつけて誘導してもらいたいです。
でも、調書のフォーマットにこだわる事なく、数ページになっても良いので書いてもらうのも良いのかなと感じます。
検証2、指標がどう目的に関与しているのか分からない。
読み解くと事業分析の項で
あだち環境マイスターの認定者が増加し、家庭内や地域で自発的な環境保全活動が展開されることで、 周囲への環境に対する意識啓発につながっている。とある。
つまり
マイスターが増える→
意識啓発が進む→
「地球にやさしいひとのまち」になる
って事でしょうか?
曖昧ですね。
まあそれは良いとして、マイスターを増やすために、あだち環境ゼミナールを開催しているようです。それは年何回行ってるのでしょうか?調書からは分かりません。
多分ですが、受講者が22名になっているので1回かもしれません。
1回しか行わないなら0回でも構わなないんじゃないでしょうか?
もし2回なら1回でも良いのではないでしょうか?
指標が目的にどう影響があるのか分からないと、どうしても何回するのが妥当なのか言いっぱなしになると思います。
指標がどう目的に関与するのか書いてもらいたいです。
検証3、総事業費が年によってバラバラ
4200万円の年もあれば、2100万円の年もあります。
目的が曖昧で、取り組みが指標を見ても目的にどう効果あるか分からないような事業は、税金でやってもらいたくないです。
もし国や都からの命令ならば必要最低限の取り組みに抑えてもらいたいです。
意味のある税金の使い方をしてもらいたい。
第1回は以上です。
読み取りましたが、みなさんも読んでみて、気になる点があれば教えてください。
勉強してもっと良い、納税者に分かりやすい事務事業評価になるよう、提案出来ればと思います。