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サンタフェ 5月23日~365日の香水

サンタフェ~ガイドブックのない街
昨日のカルフォルニアからアメリカの中西部、ニューメキシコ州のサンタフェに。
アメリカン・インディアンである先住民プエブロ族が築いた古い都市で、農耕民であったプエブロ族の人々の風習や文化はいまもサンタフェに継承されているようだ。
16~17世紀、入植してきたスペインによってカソリックに改宗させられていくので聖堂の歴史遺産もいくつかある町。
ジョージア・オキーフ美術館があるように、アートを中心にした観光都市。
書店で探したけれどサンタフェを紹介したガイドブックは探せなかった。
AMAZONで検索すると『地球の歩き方~ダラス・デンバー』に少し掲載があるようだった。

サンタフェ~旅の想像
乾いた空気の中でアートギャラリーを巡り、古代の遺跡や教会を巡り、公園を散策し・・・この上なく鮮やかなクリアな旅を体験できそうな町。
テラコッタの建物、明るい色彩の民芸、清潔感のある街のイメージ、先住民とその後のカソリック信仰の歴史。
ヨーロッパの文化背景も入り組んでいるけれど、アメリカにもまたエリアごとに歴史があってそれはアメリカ建国よりも前から培われてきたものであることを、あらためて思う。

サンタフェ~香りの創造
サンタフェをテーマに香りを創るならば。
突き抜ける青空、いわゆるインディアンサマーを意識したノートとしてキュウリ系のマリンノートにバジルを効かせたトップノート。
原住民の文化やカソリックの深い信仰を融和させるユリやイランイラン。
ラストノートはドラインダウンしていくようなベース。
少しドライなティーリーフ系を入れてもよさそう。

サンタフェ~その香り
実際にアメリカのオールドスパイス(OLD SPICE)というコロンで有名な老舗からサンタフェの男性用と女性用が出ていた。
両方とも濃厚なスパイシーアンバーの香りだった。
乾燥したニューメキシコ州の街中に立てば、
このアンバーの香りもニュアンスを変えることが想像される。
これはサンタフェのための香り。
文化の融合や歴史、様々な魅力を表現する重めの香り。
それが、意外で面白かった。
おそらく、数少ない渡米経験の折にどこかで目にして手に入れたものと思われる。

santa fe men/women/shulton/1989/1990
砂漠を思わせるような乾いた香調。視界に遮るもののない広大なニューメキシコの(想像上の)荒野が広がる。
スパイシーに慣れてくると市場やレンガ色の町並みが表れる。
スケールがあり、鮮やかさがある。
そういうシチュエーションで活きる香水。

香り、思い、呼吸
5月23日がお誕生日の方、記念日の方おめでとうございます。

今日のエッセイをCHATGPTがヴィジュアルにしたもの。
サンタフェに行きたい!

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