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予期せぬ出来事

AIに聞いてみた
歴史上で有名な「予期せぬ出来事ベスト10」は何か?
出てきたのは以下。
14世紀 黒死病の大流行
1588年 スペイン無敵艦隊の敗北
1776〜1783年 アメリカ独立戦争のアメリカ勝利
1812年 ナポレオンのロシア遠征失敗
1865年 リンカーン大統領の暗殺
1914年 第一次世界大戦の勃発
1929年 株式市場の大暴落
1941年 真珠湾攻撃
1989年 ベルリンの壁崩壊
2001年 9.11同時多発テロ

根拠や検証は別にして、戦争というのが予期せぬ形で始まり、予期せぬ結果を呼ぶということが顕在化してくる。

「予測できた」(必然的)出来事ベスト10も聞いてみた
476年 ローマ帝国も衰退
1861年〜1865年 アメリカ南北戦争
1947年〜1991年 冷戦
1991年 ソ連崩壊
1947年 インド独立
1978年〜 中国の経済成長
1799年〜1815年 ナポレオンの台頭とヨーロッパ制覇
1939年 ヒトラーの台頭と第二次世界大戦の勃発
1969年 アポロ11号 宇宙開発の成功
1993年 EU成立

これも戦争関連が目立つけれど、振り返ってみれば、という感じで、いつの時点で予想したかにもよる。

アロマテラピーの始まり
不足の事態と予定調和は表裏一体なのだとあらためて思う。歴史上の出来事ベスト10ではスケールが大きすぎ、色々が含まれすぎる。
よく知られている話だけれど、研究者だったモーリス・ガッドフォッセが手に火傷を負った際に咄嗟にラベンダー水に傷を浸したことから効能に気づいたことが、今日のアロマテラピーの礎になった。

コティのブレイク
20世紀にゲランやシャネルと共に名を馳せたコティの香水は、たまたまデパートの売り場で香水瓶を落として割ってしまったことで、人々がその香りの良さに気づき大ブレイクした、という逸話もある。(この話の真偽は不明)

ポジティブもネガティブも
ココシャネルやエディットピアフには、予期せぬ出来事で最愛の人との永遠の別れが訪れた。
誰にも予想しえないことだった。
一方で、サプライズや思いがけない幸運が私たちを待つことも少なくない。
ワクワクした興奮から、恐怖や絶望まで、予期せぬ出来事の振幅は激しい。
つまり、ドラマはそこに生まれる。
必然性があっても予定調和はドラマではない。
そして、私たちの日々はドラマの連続。

inprevu/coty/1965
予期せぬ出来事という名の香水は、きっと素敵な出来事を予祝するのだろう。
調香師は、グレのカボシャールでライジングしたベルナール・シャン。
ウッディとアニマリックが溶け合って、暖かく柔らかい香調。
シプレーも感じるけれど、熟成されたようなまろやかさがある。
赤からダークブラウンや栗色を通って、淡いベージュに至るようなグラデーションを感じる。
落ち着きがあって明るく、華があって奥深い。

香り、思い、呼吸。
9月22日がお誕生日の方、記念日の方、おめでとうございます

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