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8月5日 月曜 株は下がらなければ上がらない

今朝も起きがけから暑い。暑いがとても穏やかな空。
朝食はフルグラとブロッコリートマトサラダ、レンチンゆでたまご。
株式市場は朝から大荒れの様相。先週末発表された米雇用統計を受けてリセッション入り懸念が広がったのを受けて、日経平均先物の夜間取引の動きから4ケタ下落自体は予想の範囲内だったが、どうやら外為相場が1ドル146円台からあっという間に142円台へとぶっ壊れ状態になったところで大激震を襲うこととなった。1987年10月のブラックマンデーの衝撃は、曲がりなりにも経済学部の学生だった自分の記憶にもそれなりに焼き付いているつもりだが、数字だけ見ればまさにその再来。ただ、あまりに急速な変動に頭の中の理解が全然追いつかない。最終的に前日比4400円超のマイナスとなり額だけでいえば史上最高の下げ幅、比率ではかろうじてブラックマンデーに僅差で届かなかったがほぼ同等の14%。こんな数字見たことないし想像だってしやしない。興味深かったのは全東証プライム銘柄の売買代金が8兆円弱まで膨らんだこと。これだけドカンと下げるには相応のエネルギーがなければ成立することはない。株というのは売っても買っても仲介する証券会社に一定の手数料が入る仕組みになっており、少なくとも業者ンにとっては一時的にも莫大な収入が発生したことになる。それは当然関係各社の収益に寄与するわけで、証券会社の株は本来上がってもおかしくないのである(明日以降そうなるかもしれないが)。何にせよ、これだけ異常な状況が発生した以上、どこかで異常な利益が発生しているはずであり、何かが見えづらいところで起こっていることを頭の片隅に置いておくのが肝要である。
なお、昨日今日の動きだけを近視眼的に捉えて今持っている、あるいは買って間もない株を売らなきゃなどと短絡的になってはいけない。これはリーマンショック当時にはからずも持ち分を全部手放してしまった自分の経験に基づく学びでもある。株式市場というゲームは100年先も続くエンドレスゲームであり、日本もこんなことで終わったりしない。自分でかってに終わらせたいのなら勝手にしてほしいところだが。
きょうはこれ以上書く気はないのだが、一応事実関係だけ書き記すと、午前中は上野で昼飲み、昼飯は品川駅でチキン竜田揚げランチ、夕食はソース焼きそば。
明日の相場が楽しみだ。

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