9月29日 日曜 ラスボス清少納言から漂う戦慄
天気は朝から曇り。気温はそこそこ。この時期らしい気候というべきか。
昨日飲みすぎたせいか少し胃がもたれる。
朝食はベイクドオーツ、アスパラガストマトサラダ、レンチンゆでたまご、トマトジュース。
ニチアサのアニメ&特撮タイム。「わんだふるぷりきゅあ」はまさかの悟くんといろはの恋バナ展開。歴代プリキュアすべてを見てきたわけではないが、まだ中盤でここまで恋愛話を持ち込んでくるのは前代未聞ではなかろうか。性教育の必要性とか少子化対策とか、社会の変化が学べてしまうのもプリキュア21年の歴史がなせる技かもしれない。それにしても、まゆちゃんの声を演じている上田麗奈のノリノリ感、もはや演技そっちのけとしか思えない(褒めてます)。
「仮面ライダーガヴ」、まさか先祖返りの改造人間設定だったとは、これも衝撃。「爆上戦隊ブンブンジャー」はカレー屋を巡る話で店の名前が「ゴン」。こっちも先祖返りだ。
雨が降りそうではあるが、大降りにはならなそうとふんで洗濯を決行。午前中は外には出ず引き続きテレビウォッチ。政治番組はもちろん拒絶。朝ドラ再放送枠は「カーネーション」。もう10年も前とは時の流れの速さを感じる。続いて「独眼竜政宗」。アバンの解説でいきなり売上税という名詞が飛び出す。あな懐かしや。消費税の原型というべきものだが(その前に一般消費税というのもあったな)、当時の中曽根内閣が強引に推し進めようとして選挙で大敗したのだった。あれから元号が2回変わった。まさに歴史ドラマそのものに歴史を感じる令和の世である。
テレビを見ながら、昼食は久しぶりに自作の豆腐ひき肉えのき丼。「光る君へ」については後ほど。
午後は外出。駅ナカのプロントで原稿執筆1時間半ほど。今週金曜日締めの原稿、ほぼ完成。あとは推敲と校正。
3時過ぎ、集中力が切れたので撤収し、パルコをぐるりとウィンドウショッピング。何も買わずに出る。駅西口側へ移動し、ヨーカドーで買い物。4時前に帰宅。
夕方はゲームなどしながらゆっくり。
夕食はナッシュのラタトゥイユとオートミール、冷奴。
そして「光る君へ」。先週は赤染衛門のめちゃくちゃ怖い顔で週跨ぎとなったが、まあよくある引き道具に過ぎなかった。とはいえ、藤式部への絶妙な釘刺しとしてじわりと効いてくる。冒頭では中宮彰子が内裏に戻るあたって源氏物語の豪華愛蔵版を作るシーン。藤式部も含め一人ひとりが手作業で製本していく様子は面白い演出だ。細かい監修がかなりはいっている様子がうかがえる。もしあの豪華本が現存していたなら当然国宝、世界遺産級の代物間違いなしなのだが…。本もドラマも手作りの賜物である。そして、久しぶりに自宅への帰宅を許されたまひろだったが、家に変えると微妙な空気が。こういうとき、父・為時の癒やしが大きく物を言う。そういえば今週のキャストは久しぶりにトメ枠復活だった。それにしても、ずっと堅苦しい宮廷生活が続いていたまひろにとっては久々に実家の安心感に日垂れる時間なのはわかるが、出てくる話はどう聞いても豪華宮廷生活の自慢話にしか聞こえてこない。娘の賢子の反発を上げるまでもなく当然の家族ドン引き。このあたりの行は彼女の日記に残っているのだろうか?あとで調べてみるか。そしてラストは、ラスボスとかした清少納言のお出まし。ファーストサマーウイカのラスボス威厳に震える引き。本当に途切れることなく楽しめる大河ドラマは久しぶりかもしれない。「鎌倉殿の13人」でさえここまでの出来ではなかった気がする。
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