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8月10日 土曜 森ちゃんすげえええええ!

天気は晴れ。少し風が強い。台風が近くにいる影響だろうか。
朝食はきのうと同じくトーストとブロッコリートマトサラダ、レンチンゆでたまご。
朝のルーティンをサクッとこなして、10時過ぎに外出。歩いているうちにだんだん猛暑度が増していく。
エキナカのスターバックス、土曜日でも午前中は空席もある。最近新たに広めのテーブルを2つ導入してくれたおかげでかなりゆったりした印象だ。とりあえず軽く雑務を済まして、あとは読書。
11時半、飲み物を買って帰宅。昼食は袋麺の明星ソース焼きそばに冷凍から戻したオクラをドバっとトッピング。
飯を食べなら、高校野球、「光る君へ」の再放送、Youtubeで動画視聴など。Youtubeできのうから重点的に見ているのは昭和のテレビ関連のまとめモノ。結構しっかりした調査に基づいた内容で、仕事の参考に大いに役立つ。
4時前、再び外出し、タリーズで読書を1時間ほど。
5時過ぎ、コルソで買い物をして帰宅。夕食の前に一服しながらオリンピックのスポーツクライミング(女子)決勝を見る。アニメ「いわかける」で興味を持ち、東京五輪で個人的に最もハマったのがこの競技だった。で、日本からは森秋彩が残っていた。一見、中学生かと思えてしまう普通のどこにでもいそうな女の子(実は20歳と聞いて衝撃!)。他の欧米出身の選手と比べて身体的に優位性のかけらもない。それでも、東京大会で銀メダルを取った野中生萌を抑えての決勝進出に期待はかかる。しかし、最初の種目、ボルダーでいきなり大苦戦。というか、全くと行っていいほどポイントが取れず4つの課題の2つまででダントツの最下位(8位)。しかし、3つ目の課題で他の選手がことごとく手を焼く中、一人黙々とよじ登ってなんと完登(その後もう1人が完登した)。順位は1つ上がったのみではあったが、まだ彼女は終わってない、そう感じさせた。そして1時間ほどの休憩を置く。
この間に夕食。ナッシュのシビレよだれ鶏とオートミールを食べる。
食べ終えて、スポーツクライミングの後半、リードが開始。前半に登場した4人がコースの真ん中あたりで次々と落下。そして5人目として登場した森ちゃん、リードに強みを持つ彼女であることはわかっていたが、それまでの選手とは全く違う動きを見せてスタスタと登っていく。もしかして完登?そんな期待もよぎったが最後の一掴みが僅かに触れたところで落下。それでも96.1という高得点を記録し、場内はスタンディングオベーション。いやあ、すごいものを見てしまった思いだ。今回の五輪の数あるシーンの中で松がいなく一番興奮した瞬間だった。もしかしたらメダル来るか?との期待も膨らんだが、そこはボルダーで圧倒的なアドバンテージをもつ残りの3人によって儚くしぼんだ。しかし、リードで一番高いところまで登ったのは誰だったのか、苦手なボルダーで一番難しい課題を見事にクリアしたのは誰だったのか。間違いなく一番まぶしく輝いたのは森ちゃんではないか?順位は4位かもしれないが、長くオリンピックを見てきた中でこれほど輝いた4位を自分は知らない。これだからオリンピックを嫌いになれないのだ。

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