投資は一喜一憂するな。本当か?
こんにちは。
ゴールデンウィークも始まったということで、noteも旅行記事が多くなってきましたね。
流行に乗って旅行記事でも書こうかなと思いましたが、ひねくれている私は、このタイミングであえて投資の話をします。(逆張りが好きなんですよ)
今回は、株式投資の心もちについて書こうと思います。
ゴールデンウィークで株式市場も休みの時になぜ株の話なんだよ!と思われるかもしれません。しかし、イランとイスラエルの情勢も緊迫する中、株価が下落する場面もありましたよね。
テレ朝のニュースの「株価大幅下落で新NISA損切り民が続出?」という記事もSNSで話題となっていました。
このような相場に初めて直面する方へ向けて、新NISAで投資を始めた方に参考になればと思い、「株式投資の心もち」を書こうと考えました。
導入が長くなりましたが、本題に入ります。
投資は「一喜一憂するな」って本当?
投資の心もちでよく聞かれる言葉に、投資は「一喜一憂するな」があります。
web上には多くの「一喜一憂するな」記事があります。投資情報メディアトウシルやau株コム証券のwebサイトでもそのようなことを主張しておりました。▼
この「一喜一憂するな」は本当なのでしょうか。考えていきたいと思います。
早速、結論です。この「一喜一憂するな」は本当です。
しかし、このワードは言葉足らずであると思います。
本当の意味は、「一喜一憂して売買をするな」です。
株価が下がって、焦って狼狽売りをしてしまう…。
株価が上がって、乗り遅れないようにと焦って買ってしまう…。
これがダメなのです。
株価が下がった。⇒なぜ下がったのか調べる⇒今後も下がりそうな自分なりの根拠がある⇒売る
株価が上がった。⇒なぜ上がったのか調べる⇒今後も上がりそうな自分なりの根拠がある⇒買う
株価が変動したタイミングで、一度冷静になるのがポイントです。
冷静になり、一度調べて自分なりの根拠を持って売買するのが大切なのです。
投資初心者の方はここで、「調べると言ったってどう調べればいいのよ」と思われたかもしれません。
ここは自分なりの根拠で良いです。財務諸表を読んで…なんて完璧なことは求めません。そもそも未来のことなんて分からないので、完璧なんて無いです。
例えば、
イランとイスラエルの状況についてテレビニュースを見た⇒今後、大規模な戦闘に発展するかもしれない⇒株価が下がると自分なりに思った⇒売る
テレビニュースでも新聞でもyoutubeでも何でも良いです。間違っていても良いです。自分なりの根拠を持つことが大事です。
なぜ自分なりの根拠が大切かと言いますと、反省ができるからです。
私の考えた根拠と違う株価の動きをしたのであれば、なぜそうなったのか、次はこのように対応しようと反省ができます。
しかし、一喜一憂の感情のままに売買をしてしまうと、特に理由がないので反省しようがありません。
経験が培っていかないので、「一喜一憂で売買をする」のはダメなのです。
「一喜一憂」を抑える必要はある?
では、どうやって「一喜一憂」を抑えれば良いの?と思うかもしれません。
先程もの述べたように感情のままに売買をするのではなく、一度調べるフェーズが必要です。
ここで、重要なのは、別に「一喜一憂を抑える」必要はないと言うことです。株価の上下で感情は動いて良いのです。感情の変化の後、調べてから売買をする、しないを考えれば良いのです。
しかし、そんな簡単に調べるフェーズに感情を移行させることはできないよと思うかもしれません。そうです。人間は感情に左右される生き物なので難しいのです。
そこで、考え方を変えるのがおすすめします。
「一喜一憂」の「一憂」を消してしまえば良いのです。
人間が行動するのは憂の感情の時が多いです。
損するかもしれないと焦って売る…。株価上昇に乗り遅れるかもしれないと焦って買う…。のようなことです。
そこで、「一喜一憂」の「一憂」を消して「一喜一喜」してれば良いです。(イッキイッキって大学生の飲み会のコールかな?)
「一喜一喜」って株価が下がった時まで喜べないよと思うかもしれません。
考え方を変えて、「株価が下がったのであれば欲しかった銘柄が安く買える!ラッキー」と思えばOKです。
株価が上がったら純粋に嬉しい。株価が下がったら銘柄が安く買えそうでラッキー。こう考えると「一喜一喜」となります。喜びの感情は長く続いて欲しいと思うので、憂の感情より即判断を少なくすることができます。
まとめ
・「一喜一憂するな」は「一喜一憂で売買するな」
•「一喜一憂」を抑える必要は無いが、感情の変化の後に調べるクセをつける
•「一喜一憂」は「一喜一喜」に考え方を変えろ
いかがだったでしょうか。今回は「投資は一喜一憂するな。本当か?」と言うテーマについて考えてみました。皆様の参考になれば幸いです。
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