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【マスターデュエル】シャドールはいまの環境でやれるのか

9期に覇権を取り、11期初頭に再び舞い戻ったシャドールも、強力なテーマの誕生とともに、Tier1とは言えない状況になってきていますね。

今回は、ランクマ、DCともシャドールで回ってきた雑感を、よく遭遇する対戦相手別に書き連ねたいと思います。

OCGはカジュアル勢で、MDから環境というものを意識し始めたので、分析が甘いところありそうですが、それはそれとして……

使用デッキ

召喚獣、ドラグマをタッチし、芝刈りを入れた60枚タイプです。

さすがに純構築では相手の妨害に対して手数が足りないため、別角度から手数を増やせる鉄板チョイスです。
シャドールのタイプとしてはかなりオーソドックスなタイプかと思います。

召喚獣はメルカバー1、アウゴエイデス1のみ、ドラグマ用の弾はバスタードとヌトスを1ずつ投入し、グラコン、アルテミス、アナコンダ、ドロドロゴンを除いて7枠をシャドール融合体に充てています。
ミドラーシュ2、アプカローネ2、ネフィリム3になります。ミドラーシュは本当は3欲しい時もある……

誘発は光供給を兼ねてガンマとヴェーラーをMAX投入してます。ヴェーラーはふわんだりぃず対策も兼ねてます。

あと宗教上の理由によりデスフェニ出張セットは入っていません。厳格な戒律があるのです……

対戦相手別雑感

天威勇者ローズ:×

先行でミドラーシュまで用意できても、ヴィシュダ、ドラゴバックと、ミドラーシュをどかす手段が非常に多く、展開を止め切れないことが非常に多かったです。

ハリラドンまで動かれると、あとはヴェーラーとうららを投げまくってお祈りするしかなく、
展開が通り切ってしまうとほぼ返す術はありませんでした。

ヴィシュダSSスタートにミドラーシュが差し込めればターンは返ってきて、ミドラーシュを2体維持し続ければ封じ込めも可能です。

バウンスでの対処で、エクストラの残ミドラは減らないので、合わせて出すより先出ししておいた方がよさそうです。


ふわんだりぃず:×

ミドラーシュが全く意味をなさず、除去はバウンス、エクストラ不使用、おまけに偽典でほぼ処理できない風属性メインという、考えうる限り最悪の相性の相手です。。。

ドラグマギミックが絡めば、一定動きを止めることはできるのと、
ヴェーラーが有効なので、相手が動き出す前にこれらをぶつけまくって、全力でライフカットを狙います。

メインギミックでの妨害はリザード、ドラゴンにほぼ頼る形となり、リリース要員をリザードで割るか、謎の地図をドラゴンで割るか、という感じでした。あまりに厳しい……

エルドリッチ:○

エリアルがこれ以上ないくらい躍動します。
ただし勅命を初手で食らうとさすがに死にます(それはもう大半がそうなので仕方ない)。

紅以外の罠とエルドリッチ本体をできるだけ墓地に吐き出させつつ、エリアルで一掃することで、ループを切ってリソースの枯渇を狙います。
儀典でネフィリム→エルドリッチ墓地送り→エリアル落として除外、のムーブがめちゃくそ強いです。紅と白のチェーンでかわされるのでそこだけ注意。

メタ罠については、群雄御前はネフィリムかアプカローネが立てられればなんとでもなり、いざとなればアプカローネでもドラゴンでも対処可能です。
スキドレもアプカローネ着地時に接触なり儀典でどかせば対処できますね。できれば接触にしたいところ。

ただし当然ながら、ミドラーシュは限りなく効きづらいです。コンキ→紅の連続発動を止めれるといえば止めれるか。


幻影勇者:△

先攻でぶん回されたら負けです。
先行取ってミドラが立てば、ドラゴバックが来なければ勝てます。勇者ギミックにとことん相性が悪すぎる……

相剣:○

比較的、有利対面であるイメージです。

セキショウバロネス、たまにデスフェニという感じですが、セキショウがさほど重くないので、バロネスを何かで切らせれば、アプカローネでセキショウないしデスフェニを無力化し、グラコン変換→影依でデッキ融合、みたいな感じで後手からも十分まくりにいけます。

暗転もセキショウが処理できれば、そのターン中はそう打たれないので、接触か儀典を置いてミドラまでいければ、SSを多用する関係上動けなくなることが多いです。

デスフェニだけ厄介なので、返しのターン中にエリアルで対処しましょう。

イビルツイン:○

先行を取れればライブツインにあわせてミドラーシュ、後攻ではトラブルサニー単騎でターン返ることが多いので、影依融合やアプカローネなどで使わせにいきます。

基本融合体が処理されたとしてもさほど痛くないのと、トラブルサニーの除外も容易なので、割と有利対面かなぁと感じています。


電脳堺:△

先攻はミドラーシュまで用意できれば、展開は止めやすいですが、青龍によって割とお手軽に無効化されるので、ミドラーシュ1枚で詰むケースは多くない印象です。

後攻時はほぼVFD単騎でターンが返ってきます。
影依融合は撃ちやすい相手ですが、撃った瞬間に闇属性を宣言されるので、
ウェンディ+リザードでミドラーシュ→リザードかドラゴンSS+影光落としてターンを返し、VFD効果&攻撃強要して影依回収、展開後の返ったターンで影依撃って反撃、みたいな流れが綺麗かと思います。

電脳の先攻展開自体が、VFDで無傷でターンを戻し、またVFDで手札誘発を封じながら打点を用意してキルを取る形で、
2ターン目でメイン2に入ったときの動きがさほど強くないように思われるので、多くのデッキよりはVFDに対する対応策が多いという所感です。

プランキッズ:△

あまり対面数が多くないので不確かな分析ですが、
後攻の場合はハウスバトラーに対しての対処が、やや手札を選ぶ印象です。
先にメルカバーなどに向かえれば、蓋ができるので、楽になりそうです。

急に浅くなったな笑笑笑笑


鉄獣戦線:○

先攻ミドラは強烈に刺さります。
ケラスに撃てれば最高。それ以外でも、リンク体SS効果に合わせられれば、動きは止まります。
十二獣スタートの場合は、NSされたタイミングでミドラを当てます。おそらくワイルドボウ→アーゼウスですが、ミドラーシュを処理するために素材を使い切るので、そんなに強い動きになりません。

ミドラーシュで、虎の子であるリボルトのケアができるのも大きいです。
wikiによると、リボルトの発動にチェーンして置いても不発にできるようです。


おわりに

総括すると、Tier1クラスのデッキとあまり相性が良くなく、シャドールにとっては逆風と言える環境なようです。
勇者ギミックにメスが入ると、もう少し活躍の幅が出てくるかもしれません。

書きながら感じた点としては、

  • ミドラーシュ3投&1体目は先出しの方がいいかもしれない。2体目用意しないと詰め切れない対面がある。

  • 旅路、ハリラドンあたりを意識して、光だし幽鬼うさぎはありかもしれない。トップで引ければグリフォンライダーも対処できる。ふわんもリリース要員削る抵抗は、まあできる。

  • ガンマの信頼度がそんなに高くないかもしれない(勇者、ふわんに無力なことが多い)。うさぎと替えるか……?

というところです。
ドラゴバックが究極にしんどい、かつここまで蔓延ってる以上、勇者対策はもう少し尖らせて考えた方がよいのかも……

以上になります!
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