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わたなべしゅんとのフリー素材

わたなべしゅんとのフリー素材を作りました。
今日はその作り方を皆さんにシェアしたいと思います。

使用するソフトはAdobe AfterEffectsです。
そのソフトの「ロトブラシツール」というツールを使用します。

ロトブラシツールとは

ロトブラシツールとは選択した箇所をAIが勝手にいい感じに解釈してマスクしてくれる(画像ないしは映像をくり抜いてくれる)機能です。

よくYouTubeのサムネで人型に画像がくり抜かれてて別背景と合成されてるの見かけますよね、それの動画版です。

使ってこう

スクリーンショット 2020-11-30 17.30.39

まず今回の素材がこちら。仮装をしたわたなべしゅんと。
なんでこんな被りもの持ってんだよ。

まず初めにツールバー?(っていうのか知らんが)からロトブラシツールを選択します。

スクリーンショット 2020-11-30 17.11.52

この小人が筆でぶん殴られてるマークのやつがロトブラシツールです。

そして、くり抜きたい素材のレイヤーを開きます。
そしてプレビュー画面にカーソルを持っていくと緑色のマークになります。
そのマークをスクショで見せてあげたいところだが、スクショにはカーソルが映らなかったので、各自想像してください。

そしてくり抜きたい部分をクリックを長押ししながらなぞります。
満足いったらクリックを離す。するとマスクできちゃいます。
マスクの境界線は紫っぽいピンク色で示されます。

スクリーンショット 2020-11-30 17.13.17

こんな感じ。でも赤丸で囲った部分がちょっと上手くいってないね。
今日の私は背景に興味はない。

ということでこの無駄にマスクしてしまった部分を削ぎ落とします。
その方法はmacの人はoptionキーを押しながら、Windowsの人はAltキーを押しながらマウスを長押ししながらいらないところをなぞる。

普通にクリック長押しでなぞる → マスク範囲を広げる
option(Alt)を押しながらクリック長押しでなぞる → マスク範囲を減らす

こういうことですね。それをやった結果がこちら。

スクリーンショット 2020-11-30 17.13.28

上手く消えてますね。AIが優秀すぎます。

で、この状態で再生すると、AIが自動である程度、マスクを追従させてくれます。これもなかなかやべえ。昔では考えられんかった。昔を知らんけど。

とはいっても、AIも完璧じゃないからわりとマスク範囲は頻繁にズレます。
この素材は背景との境界がかなりはっきりしてるからわりと大丈夫だったけども、背景と切り抜きたい部分の色が似てるとAIもタジタジになっちゃうので注意です。

マスク範囲がズレてしまったら、さっきのマスク範囲の追加と削除を手動で1フレームずつ行います。

それでできたフリー素材がこちら。

しゅんとはたのむからおこらないで


※使用する際にはクレジット「I am Watanabe Shunto」と必ず表記してください。商用は可です。

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