安達新産業株式会社

高度な光学特性を要求される分野はお任せください! 私たちは、関⻄における数少ない光学薄…

安達新産業株式会社

高度な光学特性を要求される分野はお任せください! 私たちは、関⻄における数少ない光学薄膜・フィルター加工技術を持つ安達新産業です。 豊富な実績と挑戦に基づき、様々な視点からお客様のご要望に応える製品をご提案いたします。 https://www.e-coating.jp/

最近の記事

技術トレンドキーワードに「エッチングとリフトオフの違い」を追加しました。

エッチングとリフトオフは、どちらもフォトリソグラフィに関連したプロセスですが、使用目的や処理方法が異なります。それぞれのプロセスとその違いについて説明します。 【1】エッチング(Etching) エッチングは、フォトリソグラフィでパターン化されたレジストをマスクとして使用し、そのパターンに従って材料を削り取るプロセスです。不要な部分を取り除くことで、基板表面に回路や構造を形成します。 1)主な目的: 不要な部分の材料を取り除いて、表面にパターンを彫刻する。 2)方法:

    • 技術トレンドキーワードに「ガラスパターン加工」を追加しました。

      技術トレンドキーワードに「ガラスパターン加工」を追加しました。 ガラスパターン加工技術とは・・・ ガラス基板に微細なパターンや構造を形成する技術のことを指します。 精密なデバイスや部品を製造するために必要で、 半導体、光学、バイオテクノロジー、エネルギー分野などの 多くの産業で広く利用されています。 主要なガラスパターン加工技術について説明します。 【1】フォトリソグラフィ(光リソグラフィー) 概要: 半導体製造で広く使用される技術で、ガラス基板上に光を使ってパターン

      • 「出前展示会」を開催します。是非、お声がけください!

        この度、日頃ご支援頂いている関西地区のお客様へ「出前展示会」 を開催させて頂きます。お客様のビジネス現場に直接足を運び、安達新産業株式会社の最新技術や製品を実際にご覧いただける貴重な機会をご提供したいと考えております。 【開催概要】 出前展示会では、安達新産業の最新加工技術(真空蒸着・スパッタリング・パターン加工等)や商社部門としての取扱製品を、その場でご確認いただけるだけでなく、実際に触れていただくことで、製品の特徴や優位性を実感していただけます。その場で具体的な説明を

        • アルミ増反射膜について解説します。

          アルミミラーは、アルミニウムを基材にして作られたミラーです。 アルミニウムの素材自体は、可視光から紫外光にかけて 非常に高い反射率を持つため、様々な光学系で広く使用されています。 反射率は波長によって異なり、可視光領域では通常90%以上の反射率を持ちますが、赤外線領域になると反射率は少し低下する傾向があります。 ★一般的なアルミ増反射膜の特徴について アルミ増反射膜(アルミニウムエンハンストコーティング)は、アルミミラーの反射率をさらに向上させるための薄膜コーティング

        技術トレンドキーワードに「エッチングとリフトオフの違い」を追加しました。

          「近赤外バンドパスフィルター 波長:940nm」を標準在庫品に追加しました。

          かねてよりお問い合わせの多かった「近赤外バンドパスフィルター 波長940nm」について標準在庫品ラインナップを追加しました!! ■製品開発や性能試験を早急に見たいので数枚レベルを分けて欲しい… ■とりあえずあたりをつけてみたい・・・ ■少しだけ形状を変えて試作をしてみたい・・・ そんなお客様の声に安達新産業は真摯に向き合います! シミュレーション技術が発達している現代だからこそ、 お客様からのご要望に迅速に対応するために標準在庫品の 対応を致しますので、お気軽にお問い合わ

          「近赤外バンドパスフィルター 波長:940nm」を標準在庫品に追加しました。

          光学薄膜の切断(カット)方法を徹底解説します!

          光学薄膜のカットは、精密さが求められる作業であり、 光学デバイスや部品において重要な工程です。 光学薄膜は、反射防止コーティングやフィルターなど、 光の透過や反射を制御するために使用されます。 この薄膜を適切にカットし、精密な形状やサイズに仕上げることが、 光学機器の性能に直結します。 光学薄膜のカットには、薄さや機能性を損なわないよう、 慎重な技術が必要です。 安達新産業株式会社では、お客様の御要求に応じて最適なカット方法をご提案致します。

          光学薄膜の切断(カット)方法を徹底解説します!

          「近赤外バンドパスフィルター 波長:940nm」を匠のコーティングに追加しました。

          バンドパスフィルターは各種アプリケーションでの光について、選択的な透過を可能にし、他の波長の光を選択的に除外することができるフィルターです。可視光での実績に基づき、赤外域(940 nm)においても成膜時の制御を行うことで、繊細な光を要求される光電センサー(TOFセンサー)やLiDAR用途などに最適です。 ◆◆こんなことにお困りではありませんか? ・近赤外域の特定波長(940nm)だけ通したいけど可能でしょうか? ・近赤外領域のLEDや、レーザーに適応した波長のバンドパスフィ

          「近赤外バンドパスフィルター 波長:940nm」を匠のコーティングに追加しました。

          偏光ビームスプリッターと無偏光ビームスプリッターの違いを徹底解説!

          光学実験や光学機器でよく耳にする「ビームスプリッター」。しかし、「偏光」という言葉が入ると、一体何が違うのかと疑問に思う方も多いのではないでしょうか? 今回は、光学実験でよく使用される「偏光ビームスプリッター」と「無偏光ビームスプリッター」の違いについて、わかりやすく解説していきます。 ◆◆ビームスプリッターとは? そもそもビームスプリッターとは、入射した光を2つに分ける光学素子のことです。 あたかも鏡のように一部の光を反射し、残りの光を透過させます。 〇偏光ビームス

          偏光ビームスプリッターと無偏光ビームスプリッターの違いを徹底解説!

          反射防止膜(AR)+LID(光学デバイス用)を匠のコーティングに追加しました。

          光学デバイス用ガラスリッド(LID)は、光学デバイス(レンズ、プリズムなど)を外部環境から保護し、特定の光学特性を持つように設計されています。一般的にはセンサーやカメラ、レーザーなどのデバイスでよく使用され、情報通信や家電、FA関連機器、照明、医療、社会インフラ等様々な分野で使われています。 当社では、従来別々で処理していた誘電体多層膜(可視光域の反射防止膜)とメタライズを融合させ、一貫での処理加工ができる体制を整えております。 ◆◆こんなことにお困りではありませんか?

          反射防止膜(AR)+LID(光学デバイス用)を匠のコーティングに追加しました。

          バンドパスフィルター+LID(光学デバイス用)を匠のコーティングに追加しました。

          光学デバイス用ガラスリッド(LID)は、光学デバイス(レンズ、プリズムなど)を外部環境から保護し、特定の光学特性を持つように設計されています。 一般的にはセンサーやカメラ、レーザーなどのデバイスでよく使用され、情報通信や家電、FA関連機器、照明、医療、社会インフラ等様々な分野で使われています。 当社では、従来別々で処理していた誘電体多層膜とメタライズを融合させ、一貫での処理加工ができる体制を整えております。 ◆◆こんなことにお困りではありませんか? ・バンドパスフィルタ

          バンドパスフィルター+LID(光学デバイス用)を匠のコーティングに追加しました。

          赤外線反射防止(ANIX-DLC) 波長:9μmの反射率を追加しました。

          GeやSiの赤外用光学基板に多層膜を形成し、その干渉膜の作用により、 ピーク波長の9μm帯の赤外線波長を、効率よく透過させるフィルターです。 透過率: 最大93%を実現しました(基板:Ge)。※保障値ではございません。 反射率:0.5%以下(@9μm)を実現しました(基板:Ge)。※保障値ではございません。→反射率データグラフを更新致しました! 常温付近の物体から放射される赤外線を検知する窓材にも応用が可能です。 ◆◆こんなことにお困りではありませんか? レーザ用の窓材と

          赤外線反射防止(ANIX-DLC) 波長:9μmの反射率を追加しました。

          夏季休業のご案内

          平素は格別のお引き立てを頂き、厚くお礼申し上げます。 弊社では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。 ■夏季休業期間 2023年8月10日(土) ~ 8月18日(日) 尚、8月19日(月)8:30より通常営業致します。 皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、 何卒ご理解の程お願い申し上げます。

          「赤外線アレイセンサフォーラム2024」ご来場ありがとうございました。

          平素より、当社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。 2024年7月19日(金)に立命館大学大阪いばらきキャンパスにて開催されました「赤外線アレイセンサフォーラム2024」では、ご多忙の折にもかかわらず、弊社ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。 皆様のおかげをもちまして、盛況のうちに展示会を執り行うことができましたことをスタッフ一同、心よりお礼申し上げます。 限られた時間での説明のため、諸事不行届きの点もあったことと存じます。 ご案内い

          「赤外線アレイセンサフォーラム2024」ご来場ありがとうございました。

          「光・レーザー関西2024」ご来場ありがとうございました。

          平素より、当社ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。 2024年7月17日(水)~18日(木)にマイドームおおさかにて開催されました「光レーザー関西2024」では、ご多忙の折にもかかわらず、弊社ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。 皆様のおかげをもちまして、盛況のうちに展示会を執り行うことができましたことをスタッフ一同、心よりお礼申し上げます。 限られた時間での説明のため、諸事不行届きの点もあったことと存じます。 ご案内いたしました内容

          「光・レーザー関西2024」ご来場ありがとうございました。

          「光レーザー関西2024」出展内容ご案内

          来る7月17日、18日に開催の光・レーザ関西展での出展品目の詳細を下記に列記します。是非ご来場頂きまして、実際に確認して頂ければ幸いです!! 日 時:2023 年 7 月 17 日(水) ~ 18 日(木) 10:00 ~ 17:00 会 場:マイドームおおさか 1F展示ホールA    (〒540-0029 大阪市中央区本町橋2-5) ブースNO.:o-36 ◆◆新製品 ・誘電体多層膜(905㎚BPF)+メタライズ(LID) ・紫外線領域(UV)-BPF(255㎚) ・ア

          「光レーザー関西2024」出展内容ご案内

          技術トレンドキーワードに「光学薄膜の耐湿熱試験」を追加しました。

          光学薄膜は、現代の光学デバイスや光通信システムにおいて 不可欠な要素となる製品です。 レンズ、フィルター、ミラー、その他の光学部品に用いられ、 光の透過、反射、吸収、干渉といった特性を制御する役割を果たします。 高性能な光学薄膜を実現するためには、実際に製品が過酷な環境に耐えうるか?という検証が重要です。 今回は、光学薄膜の耐久性試験の方法と、当社の検証結果を記載します。 内容のアジェンダは以下の通りです。 【1】耐湿熱試験(耐久性試験)の目的 ◆試験方法 1. 試験

          技術トレンドキーワードに「光学薄膜の耐湿熱試験」を追加しました。