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コス衣装を少しいじってレイヤーさんの気持ちが少し分かった…気がした

「きんいろモザイク」の制服を購入してみた。本当はCOSPATIO製の公式設定?に忠実なやつがクオリティ高いけど高価だしブラウス、スカート、リボン、(カレンの)パーカーとかしかないんだよね。じゃあ忍のは?綾のは?陽子のは?ってなっちゃって結局は忍バージョンの安いのをポチっちゃった。これなら後はパーツを足したり引いたりして組み合わせ次第でどのキャラのコスにでもなるかってね。本当は一度だけ?きちっとした制服の着方をさせられた陽子がお気に入りだけど、陽子バージョンのやつを購入するとリボンタイがないんだよね。

…だから忍のでいいか、ってなっちゃった。ネット通販のコス衣装はかなり当たり外れが激しくて画像どおり(違う店舗とかでも同じ画像を使いまわしてたりする)のものが届くとは限らない(一度酷い目に遭った、機会があったら書くかも…)から「思ってたやつじゃなくても安いから仕方ない」って思ってたけどそれほどでもなかったから今回はラッキーだった。

思ってたよりは良かったんだけどひとつ気になるところがあったのはリボンタイで裏に安全ピンが付いてて服に直接刺して固定する方式だったこと。安価な衣装にはよくあることなんだけどなんとも針が危ないと思った。折角楽しむためのコスなのに激しい動きとかでピンが外れたりしたら…と思うとそのままにしておけずに「じゃあ自分でなんとかすればいいじゃん?」ってなったら話は早い?近所の手芸用品店でゴム、バイアステープ、ネットで制服リボン用のバックルとアジャスターを購入して作業モードに突入した。
これがノーマルの状態で裏に安全ピンがついてる…やっぱり気になる。

そこで制服リボン用の部品を取り寄せて…これは100円ぐらいだっかな。

ゴム、バイアステープを近所で調達…500円ぐらいだった。

なんの変哲もない部品たち、合計千円もしなかったから「失敗してもいいや」って気分で作業開始。
部品が細かいから完全に手縫いで作業した。ミシンとかも便利なんだろうけどミシンというガジェットに凝りだしたらキケンな気がしたからひとまずは針と糸だけで…

これでサイズ調節できるようになる、けどそこまでしなくても良かったかも知れない…なんせ襟に隠れる部分だからバックルだのアジャスターだのが本当にいるのか?って言われるとね、まぁ工作でもしてる気分で楽しみながら作業してた。
ここで安全ピンを抜き取っちゃう。

抜き取れるってことはそこに物を通せるってことだから色を合わせて買って来たバイアステープにバックルを縫い付けてから通してみた。

こんな感じでほつれないように折り込んでから縫ったから厚くなって若干針を通しにくかった。それを安全ピンを抜き取ったあとに通してみた。

こんな感じで色も合ってるしほぼ作業完了に近付いてきた。

このバックルでパチッと止めてアジャスターで長さを調節できるようになった。バイアステープ部分もバイアス(上下左右方向じゃなくて斜め方向に交差させて織られてる)のおかげで若干伸び縮みもするからかなり幅広いサイズに対応できる。ここまでするとレイヤーさんが衣装を自作したりする大変さが身に沁みた。本当にリスペクトしちゃうよ。撮影させてくれたりお話ししてくれたりね…凄く感謝しないとね。

結局はきんモザの制服のリボンを改造?してしまったんだけど手先があんまり器用じゃない割にはまあ頑張ったかな。裁縫も洋裁もちんぷんかんぷんだけど楽しめたから良しとしよう。あ、最後に言っときますけどこれ着るの僕じゃないですからね…

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