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このろくでもない、すばらしき記事体広告の世界へようこそ

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効く記事体広告の書き方について解説します
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#タイアップ企画

第八話:導入の「パーセプションの更新」で読者をつかむ

前回記事で、記事体広告(≒タイアップ広告)の基本構成は「リード・本文・締め」の三階建てであるという話をしました。その中でも、記事読了率や全体のアクション率に最も大きな影響力を持っているのが導入のリード文における「読者のつかみ」です。私が書くときは、タグラインを決めた後はリード文の制作に全力を注ぎます。リードが書ければほぼ勝負はついたようなもの。逆にいえばリードが本題に入るための単なる前口上のようなものだと、その後どれだけ良い文章を書いても意味がありません。 記事も面接と同じ

第七話:ポイントは「同時多発的」な気づき。"効く"記事体広告(タイアップ広告)は「伏線ー回収構造」で構成されている

前回、記事体広告(≒タイアップ広告)を制作する際にも、通常の広告制作と同様にまずは「What to say」を定めてから、「How to say」つまり具体的な記事の執筆に入るべき。そしてWhat to sayは具体的にはUSP設定とそれに基づくタグラインの設定という二つの作業によって定めることができ、記事体広告においてはタグラインは最終段落の見出しに置かれるべきものであるという話をしました。 今回は、その定めたタグライン(=記事の落としどころ)に向けて、その前段の記事はど