見出し画像

アクセス数を収益に結びつけるには? アドセンスで稼ぐためのアクセスアップ術

毎日頑張って記事を投稿しているのに一向にアクセス数が伸びない。このようなことで困っていませんか? アドセンスで稼ぐ上で、アクセス数は収入と直結する最も重要な要素です。

せっかくいいキーワードを見つけて一所懸命記事を書いていても、アクセスが集まらなければ収益になりません。では、一体どうすれば自分のサイトにたくさんのアクセスを集めることができるのでしょうか?

この記事では、サイトにアクセスを集めるためのポイントについて、初心者の方はもちろん、安定した収益をさらに大きくしていきたいという方にも役立つ情報を徹底的にお伝えします。アクセス数が集まらず収益が頭打ちになってしまっているという方は、ぜひ参考にしてください。

1.アクセスを集める方法でアドセンスの収益に差が出る?

同じアクセス数でも、どうアクセスを集めるかによって収益に差が出ることをご存じですか? サイトにアクセスを集める方法には、大きく2種類あります。一つがGoogleなど検索エンジン経由。もう一つがツイッターやFacebookなどSNS経由でのアクセスです。それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。

1-1.検索エンジン経由のアクセス

検索エンジン経由でアクセスするユーザーは、自らキーワードを検索窓に入力してサイトに訪れています。つまり、能動的に情報を求めている状態です。そのため、サイト内に関連する広告が表示された場合に関心を持つ可能性が高く、クリック率が高くなる傾向にあります。

アドセンスで効率よく収益を上げていくためには、いかにして検索エンジンからのアクセスを集めるかが非常に重要なポイントなのです。

1-2.SNS経由のアクセス

SNS経由でユーザーがアクセスする理由は、「話題になっているから」「サイトオーナーのファンだから」など、記事を読むこと自体が目的となっているケースがほとんどです。たまたまシェアされていたから暇つぶしにアクセスしてみたというケースもあるでしょう。そのため、アクセスに対して広告のクリック率は低くなる傾向にあるのです。

ただし、SNSでファンを獲得することで、検索エンジンの順位に左右されずにアクセスを集められるというメリットもあります。特にサイトを立ち上げたばかりでアクセスが少ないときには、SNS経由でのアクセスに頼るというのも一つの方法です。

2.アクセス数が集まるコンテンツは何が違うのか?

それでは、検索エンジン経由でアクセスを集めるにはどのようにしてコンテンツを作っていけばよいのでしょうか? 検索エンジンのアルゴリズムにはさまざまな要素があるためすべてを説明することはできませんが、基本的な考え方をお伝えします。

2-1.検索ユーザーのニーズを満たすコンテンツ

最も重要なポイントが、検索で訪れたユーザーのニーズを満たすコンテンツであるかどうかということです。Googleの理念の一つに「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」という項目が掲げられているように、Googleは検索ユーザーの利便性を第一に考えています。キーワードを入力して検索するユーザーが何を求めているかを徹底的に考え、ユーザーが十分に満足できるコンテンツを提供することが重要です。

反対に、ユーザーにとって不要な情報を載せていないかという点も意識する必要があります。以前は文字数が多いページが評価される傾向にありましたが、現在はキーワードに対して的確に答えているコンテンツが上位表示されている状況です。むやみに情報量を増やすことはマイナス要因となる可能性もあるため注意してください。

2-2.検索需要の多いキーワードでコンテンツを作る

いくら検索ユーザーにとって役立つ記事を書いていたとしても、そのキーワードで検索するユーザーがいなければアクセスは集まりません。アクセスを集めるためには、検索需要の多いキーワードでコンテンツを作ることが大切です。

キーワードの検索数は、Google広告の『キーワードプランナー』で確認できます。検索数と検索結果を確認しながら、検索数が多く競合のコンテンツが弱いキーワードを見つけるのがポイントです。

一般的には検索数が多いほど競合も多く、難易度が高い傾向があります。そのため、最初は検索数が数百件程度の複合キーワード(ロングテールキーワード)を狙った記事から始めるのがおすすめです。

2-3.オリジナリティーのあるコンテンツ

現在、Googleは検索結果に多様性を持たせようとする傾向にあります。これは、検索ユーザーが検索結果の1位になっているコンテンツに満足できずに2位のコンテンツを見た場合、また同じような内容のコンテンツでは不満が残るためです。そのため、Googleに評価されるためには、競合のコンテンツにはないオリジナリティーを出すことが重要になってきます。

一時期、キュレーションサイトやまとめサイトが問題となりましたが、現在はこうした『他のサイトからの情報を寄せ集めただけのサイト』では上位表示されません。競合を参考にする際にも、ただマネをするのではなく「このページに足りないものは何だろう」「どうすればこのページよりも良いものが作れるか」という観点でチェックすることが重要です。

2-4.ユーザーが求める重要な情報は頭のほうに

いくらユーザーにとって重要な情報が書いてあっても、記事の下のほうにあってはそこにたどり着くまでに離脱されてしまう恐れがあります。そのため、ユーザーが探しているであろう情報はできるだけ記事の頭のほうに書くようにしましょう。ユーザーが求めている情報を与えることで信頼性が高まり、こちらが伝えたいそのほかの情報についても読んでもらえることも期待できます。

2-5.記事のタイトルも重要

検索結果からのアクセスを集めるためには記事のタイトルにも気を使う必要があります。記事のタイトルによって、検索結果でのクリック率が大きく異なるからです。ただキーワードを羅列しただけのタイトルではなく、ユーザーの興味を惹くタイトルをつけることが重要です。実際にキーワードを検索してみて、自身がつけようとしているタイトルが実際に上位表示しているサイトよりも魅力的になっているかをしっかりとチェックしましょう。

2-6.定期的なメンテナンス

検索エンジン経由のアクセスを維持するためには、定期的なコンテンツの見直しも重要です。Googleの評価は相対評価のため、一度上位表示されても競合が強くなってくれば順位が落ちてしまいます。定期的に順位を確認し、先にお伝えしたポイント、競合よりも役立つ記事か? オリジナリティーのあるコンテンツか? といった観点からコンテンツをブラッシュアップしましょう。

3.安定してきたアクセス数をさらにアップさせる方法

これまで紹介した方法を実践してアクセスを集められるようになったら、さらにアクセスを増やすために次の展開を考える必要があります。ここでは2つの方法を紹介しましょう。

3-1.記事を外注化して量産する

サイトをさらに大きくしていくためには、コンテンツの量が重要です。しかし、自分一人で記事を書き続けるには限界があります。そこで、SOHO系サイトなどでライターを募集し、記事を外注化することも一つの方法です。ただし、記事の品質を保つためにも、ライターの選び方や指示の出し方には十分に注意する必要があります。実際、応募してくるライターの中には素人同然の自称ライターが非常に多く、我々もライターを採用する際には大いに苦労しました。

特に注意しなければいけないのが記事の盗用です。Googleからコピーコンテンツでペナルティを受けるばかりか、著作権侵害で訴えられてしまう恐れもあります。ライターが記事を書くためのマニュアルや他のサイトからの盗用を防ぐ仕組みなどを用意して、ライターが質の高い記事を書ける環境を作ることが重要です。

また、記事を外注するには当然、費用が必要となります。そのため、発注するための資金を残しておくことも大切です。ある程度の収益が上がってくると、仕事を辞めてアドセンス一本で食べていこうと考える方もいるかもしれません。しかし、タイミングを誤ると生活費だけでギリギリとなってしまい、さらに収益を上げるための投資に回す余裕がなくなってしまうこともあります。自分がどれくらいの収入を目指しているのかを考え、冷静に判断するようにしましょう。

3-2.複数のブログを運営

一つの成功例を元に、サイトを複数展開するというのも一つの方法です。さまざまなカテゴリーで展開することで、何らかの影響で順位が大きく変動した場合のリスクヘッジにもなります。

実際、2018年以降、医療系のキーワードで大きな順位変動が起こり、我々が運営していたサイトのいくつかはアクセス数が10分の1以下に減少するといった大きな影響を受けました。しかし、あらかじめ多様なジャンルで複数のサイトを展開していたことで、全体の収益はわずかな減少にとどめることができています。安定して収益を上げるためには、一つのサイトだけで満足せず、次々と新しい収益の柱を作ることが大切です。

まとめ

この記事では、アドセンスの収益アップに欠かせないアクセス数を集めるためのポイントについて紹介しました。安定したアクセスを集めるには、検索で訪れるユーザーのことを第一に考えてコンテンツを作ることが何よりも重要です。ユーザーにとって本当に役立つコンテンツかどうかを自問自答しながら、良質なコンテンツを届けていきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?