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憧れの一粒オリジナルダイヤネックレス

初めて一粒ダイヤモンドネックレスを買おうと思ったときのことを今でも覚えています。

まだ私が社会人になったばかりの頃、
まだ若くジュエリーなんて考えもつかない年頃でした。

ある日、
仕事に向かう電車の中、綺麗なお姉さま(20代後半のOLさんに見えました)の胸元に目が止まりました。
シンプルな一粒のダイヤモンドが揺れていました。
煌めいていて、とてもお似合いになっていて、素敵でした。

そして、
私は辺りを見渡して近くのお姉さま方の胸元を見始めました。
すると、
次に見たお姉さまも一粒ダイヤモンドネックレスをしていました。
そしてまた、
つぎのお姉さまも・・・。

私の見える範囲のお姉さま、全員が一粒ダイヤモンドネックレスをしていました。

とても衝撃的でした。

私の目には、
一粒ダイヤモンドネックレスを身に付けているお姉さま方が、
とても大人に見えて、格好よくて、憧れました。

本物の一粒ダイヤモンドネックレスが絶対欲しい、買うぞ!とその時、心に決めたのでした。

初めてのジュエリー屋さんは、
とても緊張して怖かったのを覚えています。

ダイヤモンドを買うのは、大人になった証だと思い込み、友達にも言わず、一人で行ったのを覚えています。

初めて手に入れた本物のダイヤモンド!
私にはあの時、電車の中で見たお姉さま方がしていたダイヤモンドよりも、煌めいて見えました。

とても背伸びをして買った
一粒ダイヤモンドネックレス。
嬉しくて大人になれたようで誇らしくて、
気がつくと
毎日身につけていました。
お風呂にはいるときも外しませんでした。

今、ジュエリー店を営んでいて、一粒ダイヤモンドを見るたびに、
あの時のこと、衝撃を受けたこと、初めての手に入れた時の気持ちが甦ってきます。

最近はビックリするほど、金が高くなってしまっていますが、一生お使いいただける本物を手にしてみてはいかがですか。

シンプルで、さりげなく、それでいて上品。
無色透明のダイヤモンドは、
お洋服を選ばず、場所を選ばず、使いやすいと思います。

一生ものを手に入れた満足感はたまりません。
私は癖になり、何度も「頑張った自分へのご褒美」だと言い訳をしながら、ジュエリーにはまっています。


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