【ミニクイズ】年金資産が退職給付債務を超える場合

退職給付会計において、年金資産が退職給付債務を超える場合、どのような処理を行うか?
ただし、未認識数理計算上の差異及び未認識過去勤務費用はないものとする。
① 負の退職給付引当金として負債に計上
② 差額を前払年金費用として資産に計上
③ 差額を特別利益に計上
④ どれでもない
正解は「② 差額を前払年金費用として資産に計上」
通常は、
 退職給付債務 > 年金資産
となるのですが、企業年金財政の計算前提と退職給付会計の計算前提との違いなどにより、年金資産が退職給付債務を上回るようなケースがあります。
その場合は、その差額を「前払年金費用」として資産計上します。


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