4章 利益測定と資産評価の基礎概念

問題番号は設例番号に対応。
解答は最後に掲載しています。(全2問)
他の章はこちらから

《問題》


問1(経過勘定項目)

①A社(決算日3月31日)はB社(決算日3月31日)に対し,12月31日に余剰資金800万円を年利率5%,期間1年,利息は元金返済時に後払いという条件で貸付けた。各社が12月31日と翌年3月31日の決算日に行う会計処理は次のとおりである。(単位:万円)
<勘定項目選択肢:支払利息、受取利息、未払利息、未収利息、前払利息、前受利息>

A社

画像6

B社

画像7

②C社(決算日3月31日)はD社(決算日3月31日)に対し,12月31日に余剰資金800万円を年利率5%,期間1年の条件で貸付けることとし,1年分の利息40万円を差引いた残額を払込んだ。各社が12月31日と翌年3月31日の決算日に行う会計処理は次のとおりである。
<勘定項目選択肢:支払利息、受取利息、未払利息、未収利息、前払利息、前受利息>

C社

画像8

D社

画像9


問2(資産評価基準)

商品の購買価格と売却価格が次のように推移するもとで,第1期に仕入れて第3期に販売した商品を,取得原価・取替原価・純実現可能価額で評価する場合の会計処理は下記のとおりである。なお仕入れた商品は商品勘定に計上し,販売時に売上原価勘定に振替える処理を採用している。

画像1

取得原価

画像2

取替原価

画像3

純実現可能価額

画像4

問題おわり

《解答》



問1(経過勘定項目)

①A社(決算日3月31日)はB社(決算日3月31日)に対し,12月31日に余剰資金800万円を年利率5%,期間1年,利息は元金返済時に後払いという条件で貸付けた。各社が12月31日と翌年3月31日の決算日に行う会計処理は次のとおりである。

A社

画像19

ここから先は

296字 / 7画像
※2020年12月6日より有料(¥300)とさせていただきました。(参考:1科目受験料は¥7,000)会計10点分の内容ですが、ハマってしまうと全て解けないということもありますよね(過去問やっていて難しい年にあたるとビビります・・・)足切りの恐怖を無くすため作成しました。アクチュアリー試験が「過去問対策だけではギリギリ合格できない試験」だということは既受験者はよくご存知のはず。過去問や教科書を解き終えた方の直前対策に使っていただければ幸いです。

¥300で全章見れます。《どの章も数問を無料公開中!!》本マガジンは、アクチュアリーKKT会計の仕訳問題(問題4、5)の練習問題集です。財…

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?