5章 現金預金と有価証券

問題番号は設例番号に対応。
解答は最後に掲載しています。(全9問)
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《問題》

問3(銀行勘定調整表)

決算にあたり,取引銀行からの残高証明書に記載された当座預金の残高¥802,700が,自社の当座預金出納帳の残高¥915,000と一致していないことが判明した。取引銀行から当座預金口座の出納記録を取寄せて調査したところ,次の事実が発見された。
①買掛金の支払のために振出した小切手¥130,000が,まだ仕入先に手渡されないままになっている。
②仕入代金として仕入先に渡した小切手¥64,000が引出未済になっている。
③夜間金庫に当座預金として預入れた現金¥238,000が、銀行で翌日に預りとして処理されている。
④借入金の利息¥68,300が当座預金から引落とされたが,当社で未記帳になっている。

<勘定科目選択肢:買掛金、商品、現金、支払利息>

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問4(有価証券の取得価額ー購入)

①3月30日
X株式を売買目的有価証券として取得するため,時価600で購入する契約を締結した。
②3月31日
当社の決算日にX株式の時価が650に値上がりした。なお損益は翌期首に洗い替え方式で振戻すことにした。
③4月2日 X株式の受渡しが行われ,購入代金を小切手で支払った。

<勘定科目選択肢:有価証券、仮受有価証券、未収有価証券、現金、未払金>

約定日基準

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修正受渡日基準

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問5(端数利息)

①20x1年12月12日に,額面¥1,000,000の国債を買入れ,付随費用¥5,000と端数利息を含めて¥991,000の小切手を振出して支払った。この国債の利払日は毎年3月末と9月末で,利率は年5.0%である。

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②20x2年2月23日に上記の国債を売却し,端数利息を含めて代金¥1,006,000を小切手で受取って当座預金に預入れた。

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