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O脚・X脚ってどんな状態?何が悪いの?その原因は?

皆さんこんにちは、今回もご覧いただいてありがとうございます。
タイトルが長々しいですが、今回はこのテーマについて書いてみようと思います。
臨床にいるとたまにこの質問を受けます。
「O脚って治るんですかぁ?」「X脚が気になっててぇ」
みたいな。
ずるいいい方かもしれませんが、「O脚とX脚は治るものもありますが、治らないものもあります。」
と私はこたえます。だって真実ですし・・・。
治せるか治せないか、治せないとどうなる。などなど、気になる点は多いと思います。
ということで、いってみましょう。


「O脚とX脚の定義について」

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まずはそれぞれについてのことを知りましょう。


「O脚」
両膝が外側に彎曲した状態で、左右の内くるぶし(足関節内果部)をそろえても、左右の膝の内側(大腿骨内果部)が接しないものです。

「X脚」
両膝が内側に彎曲した状態で、左右の膝の内側(大腿骨内果部)をそろえても、左右の内くるぶし(足関節内果部)が接しないものをいいます。

上記、日本整形外科学会より引用


先天的、病的なものについては遺伝性だったり、栄養状態の問題によって発現していきます。
この場合は小児のうちに症状が出てくるので、その場合はお近くの小児科・整形外科の先生にご相談いただいた方がいいでしょう。

それとは別に鍼灸師・柔道整復師・トレーナーが出くわすのは骨性の異常よりも姿勢のゆがみ等が原因となって発現するものが多いでしょう。

ですので、今回は、「姿勢によって引き起こされるO脚・X脚」について書いていきたいと思います。

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