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今更聞けない、出力の話

今回は入稿データについてお話ししていきます!!


解像度?

よく、入稿時に話題にあがる 「解像度足りてる?」「解像度どれくらい?」みたいな話がありますよね?そもそも解像度ってなんなの?デジカメで撮った写真をそのまま使えないの?という疑問ありますよね、
私たちが業務上使う解像度とはppi(ピクセルパーインチ)という単位が使われます、これは1インチの中にどれだけピクセルがあるのかという指標になります。
平方インチではなく1辺にです、
なので高解像で撮影したとて、ppiが足りてない、逆に低解像度カメラで撮影しても、ppiが足りているという現象が起こり得るのです。

解像度が違うとこんなに違う!!


私たちが出力機を用いて出力する際にも、解像度が関係します。
高精細モードで出力すると、マシンのプロファイルが1440×720ppiなどとでてきますよね、
あれは走査線方向が1440ppiで出力されますということで、写真データが1440ppi必要ということではありません。
つまり、昨今の出力機は写真データが72ppiであったとしても、約20倍の1440ppiで出力しますよー!ということになります。そこがいわゆるオフセットなどの印刷の方式と違うところです。
昨今の出力機のレンダリング能力が、素晴らしいというお話しでした。

アピアランスって?

入稿データで、最も厄介なのは、イラストレーターデータ作成による、アピアランスの設定です。アピアランスとはオブジェクトは変更せずに、視覚的効果をつけることですね。
なので、イラレでモニターに出力するときは効果があるが、他のもので出力すると効果が得られなくなります(出力機や、RIPマシンがイラレのアピアランス機能をレンダリングしきれない)。
アピアランス機能ゴリゴリのデータは要注意です!

以上が、出力時に注意している点です!
出力する工程の中で、イラストレーター →リップマシン → 出力機といろんな機械を経由してプリントしています。
その際に、それぞれの機会で読み込み処理を行うので効果などが入ったデータを扱うときには注意するポイントが多いのです。

フェイスでは、専門のスタッフがデータをチェックして出力機に流しているので、お困りの方はお気軽にご相談ください🎵


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この記事を書いたのは…
株式会社フェイス CreativeOffice  森本です

サイン業界に身を置き、はや17年くらい経ちました。
当時は業界もインクジェット主流へ向かう最中の激動期でした。
インクジェットの可能性を探る楽しい時代でもありました。
この先 インクジェットの未来を探るべく楽しい時代を作っていきたいと考えております。

資格=屋外広告士・フォークリフト・3級サッカー審判員、趣味はバイクをこよなく愛するおっさんライダーです。
ごく稀に草フットサルとかもします。今後は屋外広告についてや、屋外広告士って?などを記事にしていきたいと思います。