裸足ランニングはケガを低減できるのか?
私は開放感が好きなのと外反母趾になるのを防ぐためにランニングシューズは履かずにワラーチを履いて走っています。
10年ほど前に「BORN TO RUN 走る為に生まれた」が日本でも出版され、ランニング界に「裸足ランニング」ブームが巻き起こりました。
私もブームに乗っかり、高価なヴィブラムファイブフィンガーという、ソールが薄い5本指シューズを買いました。
「裸足ランニングならフォアフット着地!」
そのようにランニング雑誌に書いてあったので、見よう見まねのフォアフット着地で走ったんですが、それが原因でふくらはぎを故障した苦い経験があります。
その後は、普通にランニングシューズを履いて走ってましたが、2年ほど前に友人に勧められてワラーチを試したところ、開放感が気持ちよくてすっかりハマってしまいました。
ちまたでは、裸足ランニングはシューズと違い故障しにくいとか言われますが、個人的には関係ないと感じています。
履物以前に、体に負担をかけない正しいフォームで走るのが大事であると。
最近、読んだ元カナダ代表ランナーで物理学博士のアレックス・ハッチンソンの著書「良いトレーニング、無駄なトレーニング」によると「裸足ランニングがケガのリスクを低減させるという説は、今のところ証明されていない」だそうです。
ともかく、個人個人が楽しく走れる履物で走ればいいのではないでしょうか。
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