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【役員コラム#5】 理事 斎藤 百合恵さん

こんにちは。
アクションポート 横浜です。

普段は役員としてアクションポート横浜の組織を支えてくださる皆さんにコラムとしてアクションポートへの関わりや思いを書いてもらいました。

第5弾は理事の斎藤さんです。

斎藤さんは2013年のNPOインターンシップに学生として参加したのがアクションポートとの出会いのきっかけで、今では子育てをしながら若手社会人チーム横浜アクションプランナーの代表も務めています。

アクションポートの卒業生として、また得意なITスキルやNPOとのコミュニケーション術を活かして、活動に関わってくれる心強い仲間です。

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活動のきっかけは大学時代の行き詰まり

サークルの練習に夢中になりすぎて、単位をやや落としすぎた学生でした。

大学3年生の夏、いよいよ卒業単位不足の状況に直面し、4年での卒業を目指すか留年するかの瀬戸際で出会ったのが国際ワークキャンプ。

遠い国の小さな集落で現地の人と溶け込んだように生活する、ただただそんな体験に憧れて、南米エクアドルでコミュニティ開発に取り組むNGOの活動に受け入れていただいたのが、わたしの人生初のボランティア体験です。

現地スタッフの方の仕事ぶりを近くで感じながら2ヶ月の滞在期間が終わる頃には「楽しかったけど、自分には何もできなかった」と強烈な悔しさを感じたことが、活動を続けていく原動力でした。

自分の生まれ育ったまちの近くで、コミュニティ開発のような活動はないだろうか?と探した結果、行き着いたのがアクションポートのNPOインターンシップです。

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↑写真はインターンシップ定例会後の交流会?の様子

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わたしはNPOで働く人ではなく、ITサービスのプロダクトマネージャーと呼ばれる仕事をしています。

エンジニアとカスタマーサポートを足して2で割ったような業務を担当しながら、事業を立ち上げた人の思いを事業に・プロダクト(システム)に落とし込み、息づかせ、世の中に価値を届けるために必要なことならなんでもやります。

NPO・NGOの中で働く人たちの役割と、色々と似たところのある仕事だなと思っています。

地域福祉の現場を知る当事者の人々と一緒にITを介した課題解決を考えることも大好きです。
昔インターンをしたびーのびーのさんの懐を借りながら、code for kohoku(コード・フォー・港北)という名前でIT系地域活動を続けています。

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↑保育園や学童、障がいを持つ子の通所支援をWebで探せるマップ制作活動で、UDCというコンテストの金賞を受賞!

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本業の仕事に夢中になりながらも、この10年間、気づけば人生の中にはごく自然に、アクションポートをきっかけに出会ったNPOとの接点があり続けています。

飲み仲間だったり、仕事で行き詰まった時期にちょっと手伝ってリフレッシュしたり、わたし個人の情熱とマッチする機会があれば声をかけてもらえたり、子育て支援団体の利用者(受益者)として大いにお世話になっていたり……
疎遠にもなれば密になる時期もあり、人生の色々なタイミングで、形を変えながら関係性が続いていくとはなんて面白いことだろうと感じています。

単発のボランティアから中長期の活動まで、学生自身の「楽しい」「ワクワクする」「やってみたい」を入り口に、地域・NPOとの出会いへ自然と繋がっていくことがアクションポートのいいところです。
これからもたくさんの若者が地域の大人との幸せな関係性に出会えることを願っています。

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理事
斎藤 百合恵
Saito Yurie                             1989年生まれ。学校連絡・情報共有サービスCOCOO(コクー)のプロダクトマネージャー。大学時代にNPOインターンシッププログラムへ参加。卒業後は横浜アクションプランナー(YAP)で活動し、2代目代表を務める。NPO・市民団体のIT活用支援をテーマに個人としてもプロボノ活動に取り組む

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