見出し画像

インクの瓶のちょっとした話

万年筆を複数使っているとインクというものは気をつけていてようがいまいが自ずとから増えるものだ、ということにはもう長い間気づいてある程度受け入れていました。
しばらく前にインク専用の収納棚(大がかりなものではありませんが)を買ってからはだいぶそれが可視化されたようにも思えます。

インクは全部が全部最初から瓶で買うのはお財布的にも収納的にも優しくないのでこちらのオンライン文具屋さんでよくある2mLくらいのサンプルを買うことが多いです。中には試した結果サンプルでも十分かな、というのもありますが基本的には最終的に瓶で買うのを決めるためにサンプル購入しています。(それでもサンプルも結構増える)

万年筆にはまって数年になり、様々なインクを瓶で購入してきましたがどれもそれぞれ長所短所色々ありますね。デザインでいうと美しさで色彩雫、かわいらしさでColorverse、ちょっと変わった面白さでモンブラン(横長タイプ)あたりが好きですが収納や携帯する面でいうとロバートオスターのプラスチック製縦長ボトルが良かったり、あと吸入するときの取り扱いやすさだと安定してある程度深さがあるセーラーの四角ボトルだったり。

ただ私はまだインクの瓶を使い切ったことはありません。ヘッダー画像にあるロバートオスターのFire and Iceもずっと使い続けてますがやっとあれくらいという感じです。仕事などで使ってるわけではないので消費速度はゆっくりですがいつかインク瓶を空にするのが密かな楽しみ。

空になった瓶の再利用なんかも実は結構楽しみにしています。色彩雫の瓶やColorverseの大小の瓶などちょっとおしゃれなガラス瓶は一輪挿しとかにしてみたい。20mLくらいのガラス瓶はロバートオスターのインクが残り少なくなってきた時に詰め替えに使えるといいかな、とか。セーラーで主流だった背が低くて口が広い瓶なら小物入れみたいな使い方もできそう?など。(ちなみに使用済みのサンプル容器も旅行の時予備インクを携帯するなどに使ったりもしています)

画像2

オンラインの万年筆や文具店だと中には空のボトルを売ってたりその売り上げを寄付したりしているところもあるみたいですが、インクそのものと比べて「こんな風に使ってるよ!」という例を見るのが少ないように思われます。米Goulet Pensのブログでは使用済みのインク瓶の活用法について記事がありますがここ(+コメント欄)に載ってるだけでも結構おしゃれだしまだまだ色んな使い方がありそう。幸い(?)自分も様々な形状の瓶でインクを持ってるのでこういう記事が書きたいのですがいつになるやら。

画像2

ところで先ほどロバートオスターのボトルはプラスチック製でリサイクルできると書きましたがこれもリサイクルに出す前に何か再利用法を考えたいですね。おしゃれとはいかないかもですがなにか便利な使い道、募集中です。