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「国交省辞めて、コーチになります!」 36話 国交省、職場のみなさんにご挨拶

前回の続きです。

せっかく九州地方整備局に行くことができたのですから、

お昼休みは元上司のところへご挨拶に。

その上司は辞職時にも温かい言葉をかけていただいたし、

東京での研修時には食事をご馳走にもなった方。

その当時の河川行政についていろいろ話を聞かせていただきました。


そして、研修が終わってからは、

若かりし頃働いていた部署へ。

ほとんどの役職者の席には一緒に働いた先輩や同僚が。

ここでも近況報告と生存報告を。

みなさん気にかけていただいていたらしく、

いろいろ質問されたり、

「生きてて良かった笑」と言われたり。

九州の河川行政の中枢です。

「もしかしたら、そのまま辞めずに残っていたら、

私もここに座っていたのかな?」と思いましたが、

そうすれば良かったとは思いませんでした。

それは間違いなく今が充実しているから。

どっちが正しいでは無く、

今が満たされているからだと思います。

なんとかご飯も食べられていますし、

素敵な仲間もたくさん。

何より「他の人では無く、私にしかできないこと」をやっている感があること。


インナーゲームで大切なことは、「自分で決めること」。

そのまま辞めずに続けていても、

こうやって独立起業しても自分で決めていれば、

道は開けるのだと思います。

あとは続けることかな。

この先輩・同僚は間違いなくこの先に定年退職が待っています。

その時に「自分で決める」日が来ます。

私は少し早めにその日が来ただけ。


最近は40歳前後の方で今後の生き方を考えている人に良くお会いします。

私もそうでしたが、いろいろ考えるお年頃なんでしょう。

何が正しいかはわかりません。

「自分で決めること」が大切です。

そのために選択肢を増やしましょう。

選択肢を増やすためには、

より多くの体験とより多くの観察が必要です。

そして、そのためには、

「本当にやりたいこと」に気づくことですね。

と、まぁ、今だからそう思いますが、

辞職を決めた頃はそんなに深く考えずに決めたんですけどね。




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