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夏秋の一年草をみんなで植えつけ! 府中市のYouTubeにも出ちゃうみたい!?【府中CG・宮町】

6月4日(日)、2023年の3回目となった講座は、宮町中央公園でスタート。心配された台風や雨も、ふたを開けてみれば見事な晴れ模様となりました。


テントを2つ用意して、日陰を確保。
まずは、テントの下で、三浦先生によるレクチャータイム。
これから植えつける植物の植えつけ方法や、土壌の果たす役割などの説明を受けました。

受講生の皆さんがテントの下に集まり、三浦先生のお話を聞きました。


その後、各班に分かれて植えつけ作業に。
まずは、シャベルを使って、花壇の土を掘り起こし、土壌改良。
そこに、腐葉土や炭、苦土石灰、を混ぜ込みます。

シャベルで土を掘り起こし、腐葉土や苦土石灰を入れて土壌改良

1年目は、西側と東側の花壇を使って各班の実習を行いましたが、
今年はトイレの改修が入るため、西側の花壇や、南側のトイレ側のエリアが途中からフェンスで覆われ、出入りができなくなってしまうとのこと。
そこで、東側と南東の花壇を使っての実習となりました。


前回の講座で各班ごとにつくった花壇のデザインをもとに、先生が植物を手配。
デザイン通りに手配できたものもあれば、そうでないものもありました。
こういうったことは現場ではよくあるそうで、それも踏まえて植栽していきます。ちなみに、先生たちはこれを「現場合わせ」といっていました


さて、まずは4班の花壇を題材に、植え付けの方法をレクチャー。
まずは、ポット苗を花壇に仮置きして、デザインを現実の花壇に落とし込んでいきます。

今年、新たに夏秋の植栽をすることになった南側花壇。


「これをここに置くより、あっちに置いた方がいいかも?」
「先生、これはここでよいですか?」


などなど、いろいろな声が出る中、先生のアドバイスを参考にしながら、班のメンバーがそれぞれに話し合いながら配置を決めていきます。
そんなやりとりをみんなで見たあと、1〜3班も自分たちの花壇エリアに移り、ポット苗を仮置き。


1か月前のデザインがあやふやな人も、班の中にちゃんと前回のデザイン画をスマホに保存している人がいて、それをみんなで見ながら配置していきました。


ポット苗の仮置きが終わったら、いよいよ植えつけ。
ポットをもんでから、二本指の間に苗を入れ、ひっくり返す。
ポットから苗が取れたら、根鉢を少しほぐして根を伸ばし、土を掘って、どんどん植えつけて行きます。

ポットから株を出し、根鉢をほぐしてから植えつけ!


その様子をそっと見つめながら、全体のバランスが崩れていたり、苗同士が近すぎるところなど、先生たちが的確にアドバイスを入れていきます。


全部植え終わったら、今度は水やり。
コミュニティガーデン講座では、一年草の水やりは基本的に、植え付けの1回のみ。ただ、ここ最近は猛暑であまりにも雨の降らないときがあるため、臨機応変に対応しているという説明もあり。
実際、去年の夏秋花壇は、植えつけた数日後に梅雨が空けてしまい、慌ててスタッフが水やりをしたという思い出も(その後のビールがおいしかった)。


台車に乗せたゴミ箱に満タンの水を入れ、各花壇までゴロゴロ運搬。
ここにジョウロをそのまま突っ込むと、すぐに水をくむことができます。


最後はみんなで水やり。満タンの水が入ったゴミ箱にジョウロをつけて一気に吸水。


水やりは、1株ごとに10秒ずつ。
ジョウロの先をぐるぐる回しながら、1つ1つかけていきます。


みんな夢中になって作業をしていたら、気温はすでに25℃。
ここで休憩を入れ、みんなテントのもとへ。
梅シロップを氷水で割った梅ジュースを飲んで一息つきました。


青梅と同量の氷砂糖でつくった梅シロップを氷水で割った梅ジュース。大人気!


ちなみに、この日は、コミュニティガーデン講座の取り組みを府中市がYouTubeで紹介するために、撮影が入っていました。

YouTubeの撮影をする「地域と映像」の佐藤さん。

「地域と映像」の佐藤さんが、いろいろな方たちにインタビューをしていて、こちらの映像も楽しみです!

(文責:小林 渡)


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