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ついに、府中で2つ目のコミュニティガーデン講座が四谷でスタート! 【府中CG・四谷】

昨年、宮町中央公園で始まった、府中市で初めてのコミュニティガーデン講座は、1年の間にさまざまな動きが生まれ、2年目に入りました。
行政提案型事業として、市民団体とともに共催で行われている宮町とは仕組みが少し変わり、市の事業としてのコミュニティガーデン講座。
府中市で2つ目となる栄えあるコミュニティガーデンの場所は多摩川のすぐそば、四谷緑地です。

6月7日(水)、中河原駅前のライフが入っている建物の4階にある、男女共同参画センター「フチュール」の会議室にて、講座がスタートしました。

教えてくださる先生方は、宮町と同様、NPO法人グリーンワークスの三浦香澄先生と、谷村伴子先生。

府中コミュニティガーデン講座(宮町)でもお世話になっている
グリーンワークスの三浦香澄先生(右)と谷村伴子先生


まずは、全員で自己紹介。

受講生は18名ほど、そのうち四谷在住の方は半分くらいで、少し離れたところから参加されている方もおられました。
みなさん、植物に興味があるだけでなく、自分なりの課題や目標をお持ちで、とても積極的でした。

続いて、府中市公園緑地課の須田さんより、府中市の緑の現状と、市のコミュニティガーデンについての取り組みを紹介し、三浦先生のレクチャーへと入りました。


公園緑地課の須田さんより、府中市の緑地の現状について。
農地は減る一方、公園の緑地は増えているそうです。

三浦さんからは、コミュニティガーデンがどんなもので、どうやって運営していくのか、大事な考え方や取り組み方など、コミュニティガーデン入門の基礎知識を、PowerPointのスライドで解説していただきました。


三浦先生による、コミュニティガーデン入門の基礎知識レクチャー。

その後、運営スタッフのact634府中メンバーより、宮町中央公園で行われている府中市のコミュニティガーデンの取り組みと、これからコミュニティガーデンがつくられる西府緑地の説明がありました。

さらに谷村先生からは、この後現地へ行く前にガーデンの見方や、ふせんワークの方法などを紹介してもらい、前半が終了。

休憩ののち、班に分かれて、西府緑地へと向かいました。

中河原の駅から京王線沿いに多摩川方面へ10分ほど歩くと、突き当たりの場所に公園があります。

京王線のすぐ横にある西府緑地。樹木も多い。右側に行くと多摩川。

まだ、花壇の影も形もない、公園内を、みんなで思い思いに歩きながら、気がついたことをふせんに書き出し、ボードに貼っていきます。

第1回にもかかわらず、受講生の皆さんのモチベーションの高さは目を見張るほど。
ボードがふせんでうめつくされ、グループごとにまとめたキーワードを書き込むすき間もありません。

みんなの想いで、ボードの上にふせんがいっぱい!!!

利用者として公園に訪れているときとは、また違うことにも気づきました。
公園で先生が何かを説明しようとしても、京王線が3分おきくらいに交互に通るため、その都度、話が聞こえなくなってしまうのです。
また、宮町と違って大きな樹木があることも、植物やこの場所を利用する人たちに影響を与えそうです。

ここは昔、ローラースケートのできる場所があったことから、地元の人には「ローラー公園」と呼ばれているということも、今回初めて知りました。そんな地元に根ざしたこの場所が、どんなコミュニティガーデンになっていくのか。
今からとても楽しみです。

(文責:小林 渡)

【追伸】
先日、花壇の施工が始まったそうで、重機で花壇のエリアがつくられていました!ますます楽しみ!

場所や花壇の深さ、広さなどは先生方も立ちあってくださいました。

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