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『特急寝台列車ハヤワサ号』オーディション

こんにちは

制作の河合です。

前回『アルカディア』同様、気になるトピックを制作視点から時折取り上げていきたいと思います!

さて、今回は「オーディション」

昨日、7月31日に終了したばかりで、まだ採否も決定しておりませんが、
早速、オーディションの様子をお伝えしたいと思います!

ひとことで言うと、やはり皆さん、モチベーションがとても高かったです!

作品に出演したいという気持ちの高さからか、ひとつひとつのワーク(今回のオーディションは山口さんの方針でワークショップ形式となっています)への乗り込み方、集中力がとてもよかったです。

あと、今回は最低限俳優としての活動歴のある人たちが集まってきていましたので、難易度の高いワークもこなしていく姿が頼もしかったです。

今作にも登場する「舞台監督」の説明をする山口さん

山口さんはというと、終始俳優たちにもフレンドリーで、これからの稽古場でもこういう感じで俳優たちと接していくんだろうなあ、と思わせるような気さくさでした。
かく言う私も、何度か山口さんの演出で舞台に立たせていただいたことがあるので、たいへん気さくな方であることはよく知っております。

実際にセリフを使った演技を見ていくパートでは、より俳優の『個性』というか癖のようなものが見れて、これは良くも悪くも、俳優として大変勉強になりました。

ベルサイユの薔薇に出てくるマリア・テレジアがフランスに嫁いだ娘、マリー・アントワネットの肖像をみて「女優のように派手に飾り立てて」と苦言を呈するシーンがあります。
俳優の演技というのは大昔から「自分を飾るもの」であるかのように思い込んでいる節が私自身にもあるかもしれないと、反省させられる出来事でした・・・。

ただ、それでも皆さん、しっかり声を出そうとするところや、相手の台詞に反応しようとするところなど、流石、俳優としてすべきことをしようとしていると思いました!
この公演を通して、どんな俳優になるか、『特急寝台列車ハヤワサ号』をどんな作品にしてくれるのかワクワクする人たちだと思いました。

次の顔合わせの時に、皆さんとどんなふうにお話しできるか、今から楽しみです!

(文責:河合)

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